2022防災の日

2022-9-1

 今日から9月です。
早いもので今年も3分の2が過ぎた事になりますが、今年もここまでは新型コロナに終始したという印象です。
気候もここ2~3日はすっかり秋の気配。そして日が短くなったと特に感じます。夕方の暗くなる時間の早い事。
 さて、今日9月1日と言えばもう日本中が知っている「防災の日」です。
関東大震災が起きた日だそうで、それを忘れることなく防災に努めようという日かと思います。
 かつては我宮田村では東海地震の警戒地域に指定され、9月1日には曜日に関係なく防災訓練を行っていました。
私が消防団にお世話になり始めた頃は、朝サイレンが鳴って消防団は出動。住民の皆さんは避難訓練と初期消火訓練を毎年行ってきました。
 近年は直後の日曜日、今年は9月4日の日曜日に防災訓練が行われますが、ここ3年ほど新型コロナの影響で大勢での訓練が出来ず、一時避難所への避難訓練と若干の消火訓練などを自主防災組織の一部の方で行っているそうで、今年も我地区では各家庭で1名が避難。その後も地区役員のみで訓練をするとの事です。
新型コロナで集団で活動できないので仕方がありませんが、訓練不足は少々心配でしょうか。
過去には「マンネリだ」という声もありましたが、やはり常にコツコツ行ってきた訓練が、いざという時に役に立つんだと思います。
なかなか日曜日の早朝から出て訓練はきついとか、いやという方も居るかとは思うのですが、自分の身はまず自分で守らねばなりませんから身に着けるべき事はきちんと覚えておいた方が良いと思います。
1年に1度の防災訓練。しっかり参加して欲しいと思います。
 ところで、東海地震が起きると言われてそろそろ50年近くになるかと思います。
近年の日本列島は、阪神淡路、東日本大震災など大地震が続々起きてしまい、今ではどこで大地震が起きても不思議ではないという状況です。
あの巨大津波やビルや高速道路の倒壊などをテレビで見せられると、まるで映画の世界かと思えることが現実に起きるから衝撃と驚きです。
東海地震の警戒感がやや薄れ、むしろ南海地震の方が巨大では?との議論がありますが、東海地震とて過去の歴史も紐解いての予知だと思います。
つまり、過去に起きているから東日本大震災と同様に、何時か必ずという事かと思います。
もちろん小規模に終わり、被害が出ない事を願うばかりですが、何事も忘れた頃にやって来るもの。
もう一度東海地震の危険エリアである事を認識し、いざという時のための備えを再度行わねばならないと考えています。
耐震補強や家屋の整備は勿論ですが、お金の問題もあるからなかなか簡単ではありません。
しかし、気持ちだけは備えておく必要があると思います。
防災の日。改めて備えを心掛けたいですね。

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