自公惨敗!それでも首相続投
2025-7-22
海の日を含んだ真夏の3連休。
丁度突入寸前に梅雨明け宣言がされ、暑い連休となりましたが、宮田村では土曜日はぎおん祭で盛り上がり、日曜日には参議員選投開票日となりました。
ぎおん祭は例年通り、氏子の皆さんが準備してきたあばれ神輿や山車など伝統行事や、商工会が協賛しての阿波踊りやよさこいソーランなどで賑わい、村の中心市街地は多くの人で大変な混雑でした。
急な人口増でスマホが繋がりにくい現象が起きるのも、宮田村ではこのぎおん祭ぐらいかと思われます。
そして日曜日は真夏の決戦、衆議院選挙の投開票日でした。
結果は大方の前評判通り、自民党と公明党の与党は大敗し、昨年の衆議院選に続きまたしても過半数割れ。ついに少数与党に陥落しました。
我長野県区では、立憲民主党の羽田さんが圧勝し、またもや「羽田王国」「羽田ブランド」の凄さを発揮。
私も応援した自民党の藤田さんは及ばず2位。しかもその差11万票はちょっと開きすぎです。
その原因は言わずとしれた自民党・石破政権への国民の不信感。自民党は他県でも1人区で大敗し、大きく議席を減らしました。
それでも石破さんは首相続投を宣言し、マスコミや専門家、そして内輪の自民党内からも批判を浴びる事になります。
そりゃ誰が見たって大きな選挙で3連敗し、議席を大幅に減らして過半数割れしたんだから、敗軍の将は身を引くべきとは今までのじょうしきからすれば当然の事。
石破さん自身も過去に自民党が大敗した選挙後には時の首相が退陣しない事への批判をしてきたそうだから、この続投宣言はなかなか厳しいのではないか。
一方、ものすごく増えるのかと思った立憲民主党も、改選前の22議席と同数に終わり、必ずしも国民は立憲民主党に政権を委ねようとは思っていないのかもしれません。
代わって国民民主党と参政党の大躍進。特に参政党の躍進は、党首が差別発言や女性の子供出産に関わる発言で物議をかもしたのに、まったく関係ないかのように大躍進です。
宮田村でも若い人(?)がオレンジの旗を振り、SNSに動画を載せて流す姿が見えました。
右よりの政党というイメージですが、党首の簡潔で強烈な言葉の発信に賛同する人たちもいるんだと改めて知りました。
さて、これで議席の色分けは出来ましたが、さて、選挙期間中に各党が公約した政策はどうなるのか?。特に消費税減税を打ち出した党も多く、その動向は注目です。
食品の8%を0にするといった立憲。消費税率を引き下げると言った国民民主。共産党は後退したから5%以下は難しいかな?。
そして自公の2万円支給はどうなるのか?。負けたから没かな・・・。
てなわけで、結局何もしないなんてことが無いようにはして欲しい。それこそ民意を無視した参議員選を軽視する行為。
減税は出来る、財源はあると言ったんだから、やって欲しい。ホントに財源があるのか、嘘は行けません。
一方の石破政権も民意にあまり逆らわない方が良いと思う。誰も敗戦の責任を取らないのはやっぱり如何か。
もう少し良い物価対策を示せなかったのか。藤田候補の落選を見て、つくづく思うところです。