議員としての自戒
2025-9-10
昨日は村議会の予算委員会と決算委員会に出席後、議員の倫理条例に関わる問題で審査特別委員会に出席し、村と当事者議員(以下同議員)本人から事情をお聞きしました。
既報のように、村ではつつじが丘工業団地内の道路の粉塵などへの対応に対し、これまで同議員による再三の要請に対し、県などと相談しながらこたえてきたが、納得されず、一般質問で何度も質問する等の行為に及んできました。
昨日の審査特別委員会の中で、村から提出された資料にはこれまでの職員と同議員のやり取りやメールのコピー、村が行ってきた内容などがびっしり綴じられていました。
まず驚いたのは、そのやり取りの数の多さで、これだけの対応には村職員も相当な時間と手間がかかったとか。
更に、議員当選後は役場を訪れてカウンターに座り、担当職員と口論する事もあり、その時間は時には2時間、3時間にも及ぶことがあったと説明されました。
先の議会全員協議会でもこれらについて説明はありましたが、資料として見せられると本当に多くの要請に村が懸命に応じている様子が分かります。
その後の同議員本人への聴取では、役場に来て長時間居座った事は「少しやり過ぎた」と反省の弁もありましたが、その他の行為についてはまったく反省は無く、今後も続けるそうです。
審査特別委員会ではこれに対するある種決定をし、今後は取り扱いを議長に一任しますが、法的手段も含め、難しい事が多々ありますが、議員として倫理に反する事は指摘し、正していかねばなりません。
宮田村議会では昨年1月1日からこの倫理条例を施行し、今日に至っていますが、こうした行為でこの条例が持ち出されるのはちょっと想定外とも言えますかね。
議員としてやるべき事、やってはいけない事。判断は自らに委ねられてはいますが、自戒の念は常に持たねばなりません。