村の対応への批判署名の波紋
2025-8-19
お盆休み明けの昨日は、午前はお勤めで召集された宮田村議会の全員協議会と午後は伊南行政組合議会に出席しました。
このうち午前の宮田村議会では、村からの事項としてある議員(ここでは名前は伏せさせて頂きます)による村への抗議行為について、村としての対応の説明がありました。
この議員は、昨年の村議選で初当選以来、一般質問では3度ほど、自らの企業の周辺環境の悪化を訴え、隣接する企業への指導と対応を村に質問してきました。
私たちがそれまで経験した事のない長文の一般質問通告書と、毎度毎度同じような内容の質問に、時の議長の現村長や現議長から苦言が発せられ、議会運営委員会でも何度も長時間かけて修正を求めてきた経過があります。
それでも本人は納得せず、既に10年近くも訴えてきた隣の企業への苦情と村への対応を迫ってきたそうですが、未だにその行動は変わりなく、なにやら今度は署名活動まで始めたそうです。
昨日の報告では、これに対して村は、今まで村としてできる事は十分に対応してきた事、したがって、今回の署名活動は全く容認できない行為であること。
また、署名を集める際の文書などに、事実と違うと思われることなどが含まれ、訴訟も辞さない構えであると顧問弁護士を同席させての全員協議会での説明となりました。
これに対する本人はまったく動じない感じですが、他の議員からも同議員への苦言やこれまでの対応を批判する意見も出ました。
これからどんな展開になるのか、おそらく村と同議員との間で何らかの折衝が起きるでしょうが、議会として何ができるのか、倫理条例に照らすことは勿論ですが、それ以外に何があるのか模索する必要もありそうです。
事が議員個人の話であり、我々がこういうところで発信することが良いのか疑問もありますが、村が相当の覚悟を持って臨んでいる状況は尋常ではありませんのであえてつぶやいてみました。
尚、この件は当社や私個人には全く関係のない事象だと思っています。