バナナのたたき売り
2025-5-29
大相撲の大の里が横綱になり、久しぶりに日本人、日本出身の横綱が誕生しました。
師匠の稀勢の里以来の横綱誕生で、出身地の石川県始め多くのファンが喜んでいる事でしょう。
今の混戦大相撲の中、一人だけ安定した勝ちっぷりには期待しちゃいますね。
大横綱目指して怪我の無いように頑張ってもらいたいものです。
さて、話はまたまた米ですが、昨日は小泉大臣に対し、野党各党は党首が質問に立ち、論戦を行なったそうです。
と言っても短時間で、相変わらず野党の反対意見が多かった・・・と言いたいところだけど、一部に相変わらずというところはあったものの、あまり小泉大臣に反対しても良い印象にならないと考えた発言が多かったようで。
どうやらこのところの小泉農林大臣の発信力に、米騒動は夏の参議院選の争点になり、このままでは小泉人気にやられてしまうと考えた野党は、あまりの反対討論は控えたのか?
それでも、立憲の野田代表は「バナナのたたき売りじゃないんだから・・・」と相変わらずの皮肉のつもりか反対みたい。
今はとにかく米の価格を抑えようという小泉大臣に対し、バナナのたたき売りだとの指摘はどうなのか?。
勿論、生産者の事を考えれば、小泉備蓄米は安すぎます。しかし、今は高騰している米価を抑える事、店頭に米が並ぶことが肝要で、バナナのたたき売りは酷い発言でしょう。
流通の都合などで、全国一律店頭には並ばないだろう事は大臣も認めていますが、備蓄米の心配を早くもする国民民主やれいわの議員の発言は、今は非常事態で、備蓄米をどんどん放出して価格を下げるのが先と思う。
備蓄米は秋以降、生産が出来れば確保して行けばよく、それよりも本当に米が不足しているのか?。ならば減反政策は止めてどんどん作らせるべきでは(と言っても農家も担い手不足は否めないけど)とも。
どちらにしても店頭に米が無い異常事態と高値を早急に何とかしようという小泉大臣と、いつものように反対ばかりしたいけど、夏の参議院選に向けてあまり国民に嫌われたくない野党の今のやり取りは、国民の苦悩に対して本当に理解しているのか?とも。
マスコミも同様ですけどね。
それにしても日本のお米、本当に足りないのでしょうか?。今までの感じだと、何処かに隠されているのでは?と思っちゃうんですけどね。
やれやれ、この夏は「米価格選挙」ですかね。それとも「バナナのたたき売り選挙」にしましょうか。