昨日の日曜日は、隣の伊那市で開催された春の高校伊那駅伝に注目していました。
先週ぐらいから、規制や区間の中間点などを示された看板などが目につき始めましたが、いよいよ大会前日の土曜日には我が家から伊那へ向かう広域農道には、翌日のレースを控えた高校生が走っている光景が続きました。
毎年行われるこの大会は、全国から強豪校が集まり、その数が男子で１２６校、女子も５３校というから今年も巨大な大会となりました。
暮れの全国高校駅伝は、予選を勝ち抜いた４９都道府県の代表校と地区代表校が集うけど、伊那駅伝は予選が無いから各県から多くの学校が集まり、言わば腕試しみたいな要素もあるそうな。
１，２年生の新チームでの初めての全国レベルの大会は、現段階での各校の実力をはかる絶好の場とされ、これから半年以上に渡る各チームの練習の序段になる大会とされます。
また、市民の応援やボランティア、運営も素晴らしく、コースの周辺では道路整備や土砂片付けが地域の人々の手で行われるとか。
実況にもあった「日本一のＥＫＩＤＥＮ」の文字も、三峰川沿いの土手に書かれ、今年も盛り上げてくれました。
結果は男子が仙台育英、女子が長野東が優勝しましたが、各チームともこれから強化をはかるうえで貴重な大会になった事と思います。
佐久長聖が元気が無かったのは今後の課題でしょうが、他の高校もこれから年末目指して頑張って欲しいところです。
それにしても、土曜日の観光バスでのコースの下見や、沿道を走る生徒の姿を見て、宿泊を含む効果も大きいと感じたところです。