正月行事も開催が難しく
2025-1-8
昨日1月7日は七草粥を食べて正月料理で疲れた胃腸を癒す日だったそうだけど、相も変わらず飲んだくれの日々を過ごしてしまいました。
それでも「7日正月」と言いますから、昨日は正月のしめ飾りや門松を片付けて普段の玄関先に戻してみました。
この地域では元旦の朝に班や区の総会が行われ、役員の改選や今年の事業計画などが議題にされますが、その中で、我地域では小学生が少なく、来年からどんど焼きが出来ないかもしれないとの話がありました。
ここの地区は毎年、小学生の児童の親たちが各家庭のしめ飾りや門松を集め、どんど焼きを行なっていますが、年齢構成上の事や、我が家のように子供たちが都会や外に出ていて自宅には子供がいない「老人家族」も多く、いよいよ来年から児童を持つ家庭が1軒だけになるという悲痛な叫びでありました。
育成会の保護者から、来年からどうすのか、止めるのか、それとも地区の皆さん総出で行うのかという問題を提示されました。
今年1年かけて議論していくことになりましたが、伝統行事のどんど焼きも開催が難しいとなると事は深刻です。
ちなみに、宮田村内の各地区の様子を見ると、これまでは区によっては全区を1か所にまとめて行う区と、各班や地区ごとに少人数で行ってきたところと様々な様子。
我区内のある地区では、既に子供が少ないためにどんど焼きは行わず、しめ飾りは燃えるごみとして廃棄しているなんてところもあるそうな。
どんど焼きばかりでなく、近年の少子化の影響は思いのほか大きく、行わなくても済んでしまう事ならなるべくやらないという風潮は困った事です。
今年も7日を過ぎ、正月気分は終わりになりますが、小正月の伝統行事も待っている地区もあります。
昔ながらの行事は大事にしていきたいですが・・・。少子化はいろんなところに支障が出るものです。