村長辞職

2024-12-13

 昨日朝、宮田村議会議長からLINEが入り、村長から辞職願が提出されたとの知らせがありました。
昨日は議会定例会最終日だったので、定例会終了後の全員協議会で説明があり、その後に記者会見を行い、村長は辞職するとの事でした。
 午後からの議会の議場や役場周辺には多くの報道関係者が集まり、村内各地でもテレビカメラを抱えた記者たちが見られたそうです。
私は議案の結果を報告し、議決を求める役目でしたので、何度か演台に立ち、傍聴席を見渡しましたが、少なくとも私が議員になって初めての大勢の記者とテレビカメラが並ぶ光景でした。
傍聴席がこんなに埋まるのは初めてでした。
残念ながら記者たちの目的は議会ではなく、村長の動向で、村長の辞職発言を待ち構えるカメラの列でした。
全員協議会で辞職とその理由をお話になり、会見では「部下との信頼無くして組織は率いて行けない」との思いから辞職をするとの発言がありました。
私は村長にはもちろんお世話になり、初めての選挙戦では後援会にも属させて頂きました。
議員になってからは、村長と議員の立場で様々な意見を申し上げたり、住民の要望を伝え、いろいろ叶えて頂いたところもあります。
村政の様々な課題に向かい、特に産廃処分場建設問題や学校給食施設などの道筋を立てられ、何よりも子育て支援日本一を目指しての支援策は素晴らしく、住みたい田舎の村の部で日本一になったのは村長の功績だと思っています。
プレミアム券の12倍なんて発想は、小田切村長でなければできない事です。
残念ながら職員からの声が報道され、今回の事態になりました。
首長と職員の関係がこういう形で崩れることは、今後の地方自治体にとっては大変な危機で、危惧される事だと思っています。
「言い方」「言葉の発し方」により受け取る側の感情は様々ですが、首長が指導すればパワハラになり、リークされれば辞職しなければならなくなるなんて構図が出来上がったら大変です。
今回は残念な結果になりましたが、職員も次の村長や幹部も、「村民の為の役場」「村民へのサービス向上」をモットーに新たに出直してもらいたいものです。
自分も自分の立場で出来る事をしっかりやっていきたいと考えています。

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