夏の甲子園長野県予選は昨日、準決勝が行われ、地元の赤穂高は健闘しましたが最後にサヨナラ負けを喫し、決勝進出はなりませんでした。
朝から雨模様だったという松本の野球場。試合開始時間が１時間半ほど延びて試合開始。
先制されるもすぐに追いつき、追い越しながらもまたリードを許すシーソーゲーム。
時折映し出されるスタンドの応援団やＯＢの様子も熱く、久しぶりに学校挙げて、いや地域を挙げての応援となったようです。
この赤穂高のオーダーには宮田村の生徒が４人名を連ね、しかも主軸を打っていたので尚更応援にも力が入ります。
　また、相手の長野俊英高のエースも伊那市出身の生徒との事で、上伊那勢が活躍しているとテレビ中継でも紹介していました。
近年は野球人口も減少の一途だそうですが、中学野球から約７割の生徒が高校でも野球を続けてくれるという話も紹介してくれました。
高校生のスポーツは、長野県でも私立校が優位とされ、実際に公立校が勝ち上がるのは難しい中、この１０年ほどでは上伊那の公立校がベスト以上に勝ち進むことも３回ほどありました。
甲子園への道はあと一歩ですが、こうして高校野球で活躍してくれる生徒が、あの少年野球や中学野球を経てどんどん出てくれることは野球大好きな大人にとっても大変ありがたい話。
もちろん、そこに至るまで指導してくれている各チームの監督やコーチの情熱があっての事。
　今年は甲子園の夢は叶いませんでしたが、近いうちに上伊那勢が何処か、甲子園に連れて行ってくれることを信じるものです。
決勝戦は２７日。勝ち残った２校の健闘をお祈りします。