議員のなり手不足を考える
2024-4-9
今朝は全国町村議会議長会の議員のなり手不足に対する報告書の記事が目立ちます。
つい先日行われた我宮田村議会議員選挙には、12の定数に対して17人が立候補するという大変な激戦になりました。
しかし、4年前は無投票で、そのまた8年前も無投票。つまり4年ごとに無投票と選挙戦の繰り返しになってきました。
今回の17人の立候補には正直驚きましたし、この4年間は宮田村議会でも同様に議員のなり手不足について研究してきました。
また、定数削減と議員報酬についても他町村と比較したりして研究してきたところです。
今朝の報道では、なり手不足の原因に、自治会の弱体化や家族の反対が挙げられているそうだけど、まさにそれは言える事だと思われます。
今回の選挙でも、私は地元地区の方々の推薦や支援・支持を頂いて出馬したのは確かですが、他候補には、地区には関係なく知人や友人、同級生を頼りに出馬に踏み切った方も居るようです。
これからの時代はそうした地域の「しがらみ」のない候補者が増えてくるだろうとは思います。
でも、この「しがらみ」。知人、友人、そして人によっては商売に関わる事もあるようで、まったくしがらみがない人なんてあり得ないと私は考えています。
この他にも定数の問題、議員報酬の問題と課題は沢山あります。
これからも研究し、なり手不足を解消していく事は必要です。