留学生無しの優勝!

2023-12-25

 今日はクリスマス。昨日はイブでそれぞれのご家庭で楽しい夜を過ごされた事と思います。
 年末恒例の「勝負レース」は、競馬の有馬記念は最後の最後まで悩んだ挙句、3歳馬に期待して見たが残念ながらレジェンド・武豊騎手と4歳馬ドゥーディーズが優勝。
馬券は3着馬に首差届かずまたまたヒモ抜けとなりました。
競馬は最近、有馬記念の後にも2歳馬のG1レース、ホープフルSが行われるようになり、今年の締めは28日の最終日にとなります。
負けた後の俗にいう麻雀用語「泣きの半荘」にならぬ様にしなければいけません。(苦笑)
 さて、それより前に注目の高校駅伝。
午前中から用事を済ませながら観戦という何とも年末らしい日曜日を過ごしていましたが、女子の長野東は前半から常に上位争いもトップに立つことはできずに5位。
しかしこのレース、中継の初めからとある学校の名前と順位ばかリ報じるから、余程そこが強いんだろうと思ったら、それが優勝した神村学園。
予選タイムや個人の持ちタイムである程度のレース予想をしていたものと思うけど、その通り、アンカーの主将が前を走る仙台育英を猛然と追い込み、最後のトラック勝負でゴール目前で捉えて優勝。
仙台の子、ちょっと可哀想だったな。先頭を走る選手は後ろから追いかけられる怖さを感じながらも、相手が見えないから不利とも。
実はこの大逆転の立役者が留学生だったことも後ほど触れます。
 そして午後は男子のレースで佐久長聖の出番。
こちらは今度は予選タイムが抜群で、出場選手7人のうち6人が5000mを13分台の記録を持つとされる長聖が今度はレースのターゲット。
ライバルは昨年、その佐久長聖に逆転勝ちした岡山倉敷。
序盤から佐久長聖と倉敷のタイム差を報じる報道は、倉敷のエース留学生が圧倒的に強いので、そこまで両校の位置がどうなるのかが興味らしい。
序盤から冷静にレースを進め、ほぼ本来の走りを見せる佐久長聖の選手達。
一方の倉敷は1区で出遅れて3区のエースに渡った時には約1分遅れ。
流石にエース留学生は圧倒的に早く、14人抜きで長聖に迫るが、長聖3区山口選手も日本人選手1位のタイムで逃げ、20秒ちょっとの差でタスキをつなぐ。
その後も佐久長聖の選手たちが本来の走りを見せ、区間トップや区間新記録を打ち出す選手もいて独走に。
結局、途中までは昨年の倉敷が叩き出した最高記録より1分ほど遅れていたが、終盤の3人で記録を更新。終わってみれば大会新記録で5年ぶり3度目優勝を果たしました。
しかも2位倉敷とは1分49秒差。途中まではハラハラも、終盤は余裕の走りで、結果として新聞各紙は「独走」とか「ぶっちぎり」という見出しが並んでいます。でも、そんな風にも見えなかった気もしますが、流石に7人全員がトップクラスの持ちタイムで実力通りの走りを見せれば総合力では圧倒でしたね。
 ところで、近年の駅伝やマラソンを見ていると、どの大会でも外国人留学生や社会人大会でも外国人の走りが凄すぎます。
箱根でも、ニューイヤーでも、外国人留学生やOBの走りが順位を一気に変えてしまいます。
これは高校駅伝でも同じで、過去にも外国人留学生による「ごぼう抜き」や大逆転劇が繰り返されてきました。
先ほどの女子の走りもまさにそれで、最終ランナーのタイムは抜群に早いため、常にその前のランナーのタイム差の比較が中継されていました。
昨日はタスキを受けた時点では「ギリギリ」と解説されていましたが、まさにその通り、ゴール前で大逆転となりました。
長野県の両校は、外国人留学生が居ない事でも知られています。
勿論、差別などではなく、その選手は見事な走りを見せるから称賛だけど、やはり日本人選手がごぼう抜きされるのは残念でもあります。
近年は大学駅伝などでも外国人留学生が走れる区間の限定していますが、来年から高校駅伝も、外国人留学生は3キロ区間のみ走れるようにルール変更されるそうです。
海外選手にもまれ、日本選手の強化や育成を考えながらも、そうはいっても外国人選手の走りで勝負の大半が決する大会は、私など駅伝ファンにはつまらないところもあります。
かといって、海外から日本で走り、勉強して強くなりたい選手も大歓迎ですし、頑張って欲しいもの。
駅伝大会の新たな模索というのでしょうか。
佐久長聖の留学生の居ない優勝は、いろんな思いを抱かせるのかもしれません。

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