昨日１０月１７日は毎年宮田村商工会では不動滝の例祭として、不動尊と金山彦大神を祀る事になっています。
神仏両方が並ぶ珍しいお祭りとして、もう何年も紹介してきましたが、この２年ほどは新型コロナ禍でこれも商工会役員さんのみで神事を行ってきたそうです。
３年ぶり？になる例祭には、商工会員として参加させて頂いていますが、私は弊社に努めるようになって以来、６月１日の開山式と１０月１７日の不動滝のお祭りには欠かさず出席させて頂いてきましたので、昨日も久しぶりに喜んで出席しました。
　商工会館の大会議室に、いつものように祭壇が設けられ、金山彦と不動明王の掛け軸が祀られ、榊で囲んだ中には供え物が添えられている会場の前に並びました。
初めに金山彦への神事、次に不動明王へのお経という、いつもの進行ですが、玉串奉典とお焼香を一緒に行う儀式は初めての方には非常に興味深いものだそうです。
　式の後は直会の席。これまた久しぶりに酒席を催して頂き、暫く歓談しました。
新型コロナで様々な行事が中止されてきましたが、少しずつ復活されています。
神官も「祇園祭も復活でき、不動滝例祭も復活できたことは何より」と言っていましたが、本当に従来の行事が少しずつ戻ってきている事の喜びを感じます。
逆に言えば、今までこんなに多くの行事が行われていたのかと妙に感心したりもします。
　不動滝は、現在令和３年の豪雨で林道が崩れ、一般車両では行けないそうです。
来賓の森林管理署員の方も、一日も早い復旧を目指すと言っていましたが、まだまだ復旧には時間がかかりそうな雰囲気です。
先日の熊本同様に、近くにもまだまだ災害の爪痕が残っているようです。
地域や西山の安全、安心を改めて願う不動滝の例祭でありました。