一昨日の２０日には、かつて宮田村の助役として村政に大きく貢献された私の地区の先輩、城倉武さんの高齢者叙勲伝達式が行われ、出席してきました。
　城倉さんは昭和２９年に役場に奉職し、３７年間豊富な経験と識見をもって社会課長、建設課長、総務課長などを務められ、平成３年から収入役、平成７年からは村の助役として村政運営にあたられました。
職員になられたころには駒ケ根市との合併、離脱の時期であり、まだまだ現在の村になるまでの初期の時代だったそうです。
自らは国民年金の立ち上げあ大変だったとおっしゃっていました。
　その後、宮田村は農村基盤整備や下水道事業、保育園の建て替えや総合公園ふれあい広場、福祉施設などの建設が次々に行われ、現在の施設のほとんどを城倉さんの現職時代に行ったと言っても過言ではありません。
　私も当時から大変お世話になりました。
特に建設工事は勿論、収入役時代には自分は商工会青年部長として社協の監事を仰せつかって一緒に監査を行なったり、地元の先輩として様々なアドバイスも頂きました。
９８年の大雪の時、懸命に道路の除雪を行っていた現地にきて「有難い。ご苦労様」と言ってくれた一方で「こんなに舗装を痛めてしまって困った事だ」と嘆いていた姿も思い出します。
幹線道路が大雪で凍結し、重機で叩いて除去したために舗装まで傷んでしまった所が沢山ありましたから、その後の修繕にお金が掛かる事を嘆いたものでしょう。
宮田村がまだ貧しかった時代と言いますが、それから近年の箱モノやインフラ整備、社会福祉事業を盛んに行った時代の村の主導者としてご活躍された方です。
瑞宝双光章を受賞されました。誠におめでとうございます。
これからも氏の益々のご健勝をお祈りいたします。