真夏の猛暑の最中、テレビのニュースではエアコンなどをしっかり使用し、熱中症対策を早期に図るように訴えていました。
実際にお盆中の台風が来る前までは大変な暑さで、エアコンや扇風機は当然のように回っていたご家庭が多いかと思います。
しかし、日本の電力事情は非常に厳しく、発電は石油や天然ガスに頼る事が多く、水力発電は今では下火の状況ではどうしても日本のエネルギー事情には不安を感じるものです。
太陽光も今はかなり進んでいるようですが、まだまだ主要は石油という事になります。
そこへ現在のガソリン価格の高騰です。
　宮田村のような田舎暮らしには、移動手段を自動車に頼る事がほとんどで、各家庭には一人１台の自家用車を所有する方が多いと思われます。
昨日の東海道や都会と違い、電車やバスを交通手段としてはほとんど使えず、通勤は勿論、買い物に行くにも車で行くという人がほとんどのこの地域ではガソリンの高騰は相当堪えるものです。
しかも、我長野県は全国一ガソリンが高い事で知られますが、先日の発表では全国平均が１８０円少しなのに、長野県は１９０円を超える平均価格とか。
先日のお盆休業に、高速道路を走る機会がありましたが、そんな中でもやはり車の数の多い事。
エアコンとガソリン。これが今の日本の夏の暮らしには必需なのに、そのエネルギーに対する危機感や国の政策が見えない事が非常に不安です。
少なくともガソリン代については、早期に対策をたててもらわないと今後は全ての物にその負荷やツケが回ると想像します。
当然、結果として景気が悪くなり、いや、景気なんてものじゃなく、本当に生活や企業への影響は大きいと思います。
台風による大災害の最中で大変ですが、ガソリンや電力の問題も早期に手立てをしないと大変な事になると思います。
岸田首相や政府は理解しているのでしょうか？と言いたくなりますね。