タイブレーク

2023-8-7

 昨日8月6日は広島原爆の日。あれから78年が過ぎ、今年はサミット会場にもなり世界中にその悲惨な状況と核廃止を訴えました。
しかし、現実にはウクライナにおけるロシアの行為など、核廃棄どころか今にも核兵器を使用されそうな雰囲気で、広島や長崎の原爆のとても受け入れがたい状況や反省はまだまだ届かぬところのようです。
プーチンさんやその他の国の指導者が、本気で核兵器の使用を考えているならば、それは人類にとって悲惨な事としか言えません。
改めて昨日、9日の長崎、そして15日の終戦の日に改めて不戦と核廃絶の想いをのせていきたいものです。
 さて、昨日は甲子園の夏の高校野球選手権大会が開幕し、4年ぶりに出場選手が行進し、通常の開会式が行われ、開幕戦には長野代表の上田西が登場しました。
今大会から暑さ対策が様々なところで行われ、開会式の最中にも給水タイムが取られるなど、試合や選手を取り巻く工夫がなされるそうです。
まずはベンチ入り選手がこれまでより2人増え20人になった事。
5回終了時には10分間の給水タイムが取られる事。そして延長10回からはタイブレークにて試合が行われる事などが主な対策とか。
いずれもよく考えられた策で、関係者の評価は高いそうです。
しかし、その初戦では早くも給水タイム後に選手がけいれんを起こしたり、なかなかそれだけで良いとはならない事もあるそうです。
甲子園のグラウンドの上は相当暑く、緊張も手伝って選手には日常起こらない事が起きるようです。
そして昨日の上田西は、初戦というのにタイブレークによる延長戦にもつれ込み、残念ながら10回に大量失点して敗退してしまいました。
タイブレークの練習って、なかなかできるものではないそうで、特に形式はともかく、勝敗の山場での精神的な部分はまず練習できないと思われます。
したがって、予選で体験して勝ち抜いたチームはともかく、初めての経験をいきなり甲子園で行うチームがほとんどだと思います。
昔は延長18回まで行い、決着がつかなければ再試合なんて時代でした。
暑さも今の方が数段上でしょうし、選手の身体を考えれば大変良い処置です。
選手には悔いない試合をしてきて欲しいですね。

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