リニア長野県駅着工

2022-12-22

 年末が迫る日本列島は寒波が来て日本海側や東北地方で大雪が降り、大変な事態になっているようです。
道路の渋滞により立往生した車両の中で、何十時間も過ごした人も居たり、停電で車の中で暖を取ろうとして亡くなってしまった方、除雪作業や屋根から落ちてきた雪の下敷きになってしまった方など、雪国ならではの事故も多数発生しているようです。
普段から雪には慣れているであろう地域でも、急な大雪やそれにより起こる停電などにはやはり相当な注意が必要です。
暖を取るためには電力は欠かせませんし、灯油などの燃料備蓄や豆炭などご家庭によっていろんな暖房を使ってらっしゃると思いますが、総じて危険と隣り合わせのものも多いので気をつけて欲しいものです。
それにしても車の中は危険だと改めて感じます。
さすれば、大雪の中でも大渋滞や立往生することが無いように、日頃から対策を考えておかねばなりません。
それにしても雪とは、溶ければただの水ですが、スキー場などには適度の積雪は欲しいし、山岳の雪は夏の水不足を解消してくれるものですが、降り過ぎると我々の生活を大きく脅かす厄介なものと改めて思います。
この冬もあまり多くの雪が降らない事を本当に願ってしまいます。
 さて、今年の出来事を振り返る時期ですが、今朝の朝刊にリニアの長野県駅が今日から着工との記事が載っています。
そういえば今年は、トンネル工事も本格的に稼働したようで、毎日弊社の前の広域農道を大型ダンプが採掘土砂を積んで行き来するようになりました。
先月には、実際に埋め立てしている中川村と大鹿村の間の現場を見せてもらい、工事の進捗状況をビデオで見せていただきました。
今、まさにリニア新幹線工事が本格的に行われ始めたと実感する場面です。
残念ながら静岡県知事が反対し、工事が着手できないために開業が何時になるのか全く分からないという事で、我々が実際に乗れるのかもまだ解りませんが、駅の工事が始まる事は少し前進かと思います。
但し、現地の地主さんや移転を余儀なくされる住民や企業さんは大変だとか。
公共事業、インフラやライフラインの整備とは、常にこうした方々の下支えがあって成し得る事だと感じなければなりません。
「我が家の前を通ってくれれば・・・」という方も確かにいます。私ももしかしたらそうかもしれません。
しかし、生まれ育った地域や家を追われ、他の場所に移住する辛さは相当なものと思います。
それでも、日本の将来の為、国民が移動する手段として有効なもの。
何より、東京や名古屋に1時間あるいはそれ以内で行けることへの期待は大きいです。
 工事の安全と一日も早い開業を願わざるを得ません。

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