森林環境譲与税配分見直し

2022-11-8

 このところ大変いい天気に恵まれている宮田村です。
紅葉も今が盛り。そして昨日は立冬だったので、暦は秋から冬へと移っていきます。
 そんな今夜は月食が見られるそうで、天王星とも絡む天体ショーは日本では442年ぶりとか。
442年前って、織田信長や豊臣秀吉の時代。まだ天下統一最中の戦国時代終盤でしょうか。
いろんな意味で秋を満喫したいものです。
 さて、昨日の朝刊で報じられていたニュース。
森林環境譲与税について、政府が見直しを検討するとの報道です。
この問題は、実は私は宮田村議会の3月定例会の一般質問で取り上げさせて頂いたものです。
森林環境譲与税は、森林整備や保全のために国が地方自治体に配分する予算です。
しかし、配分の仕方が変で、面積はともかく人口や林業従事者数などの要素で配分額が決められるために、何故か人口の多い都市部に沢山配分され、実際に山林を持つ地方の小さな自治体にはいくらも配分されないという欠点があると私は考えています。
全国で一番森林環境税を多くもらっているのが横浜市で、1年に3億円余。続いて浜松市の2億5千万余、大阪市が2億3千万円余と続く。
私たち長野県から見れば海沿いの大都市が多い。
少ないのは沖縄県の渡名喜村で3万3千円というからえらい違い。
我宮田村も毎年少しずつ増えてはいくそうだけど、令和元年度74万円、2年度は158万円。
ちなみに伊那市は6000万円余と、面積なのか人口なのか分からないけど随分差がある交付額。
横浜市は確かに坂の多い街という印象だけど、森林整備とは少し違う様な感覚も持ちます。
実際に森林を持つ地方の苦悩は大変かと。治山・治水は勿論、近年は松くい虫対策や環境整備、景観も森林無くしてあり得ない。
そこで見直しは当然して欲しいものです。
綺麗な紅葉を見上げながら、そんなことを思う今日この頃です。

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