４年に一度の大きな楽しみでもあり、世界一と言われる巨大な大会、サッカーのワールドカップ。
今年は開催国がカタールと言う事で、いつもは６月に開催される大会が今月１１月の開催となりました。暑さ対策でしょうね。
まずは選手のコンディションから言えば、サッカーのリーグは欧州などほとんどが５月に終了し、夏を過ぎて再開というリーグが多いから、１１月はリーグ戦の最中。
そして前述のように中東の暑さは大きな課題。
昨年の東京五輪でも暑さが問題になり、マラソンは北海道で開催された事を思い出します。
今回のサッカーＷ杯は更に過酷な暑さの中での開催でしょう。まずは選手のコンディションが問題です。
更に、欧州はリーグ最中、日本のＪリーグは終盤の優勝争いの最中で、試合を欠場できない事もあって強化試合や事前合宿が出来ないんだそうな。
過去には「ドーハの悲劇」と言って、Ｗ杯初出場を目前のロスタイムに同点に追いつかれ、出場権を逃したあのカタールでの戦いは日本にとっては因縁の開催地。
　そんな中で昨日、日本代表が発表されました。
監督は森保一監督。ドーハの悲劇のピッチに立っていた戦士の一人。
名前にちなんで昨日、１１月１日を選んで選手を発表したそうな。
その代表２６人の顔ぶれは、このところ代表戦で活躍する欧州組の選手がやはり多いけど、一番の番狂わせはＦＷ大迫の不選出でしょう。
「大迫半端ない」で有名な日本のワントップを張るエースＦＷは、今年は怪我に泣かされて代表戦を辞退することが多かった。
流石にこのまま本番だけ出場も厳しかっただろうし、なにせ今大会の日本の相手は優勝候補のドイツやスペイン。
ドイツでのプレーの経験もある大迫だけ、逆にマークもされやすく、戦術的にはスピード豊富な選手を起用したいというのが森保監督の意向でしょうか。
原口選手も残念ながら落選。代わってこのところ代表に召集が多かった前田等のスピードＦＷと、相馬選手が選ばれた。
日本の選手層もこのところメキメキ上がり、欧州で活躍する選手も凄く増えてきて代表争いも熾烈になりました。
かつてのように「代表常連」選手もいるけど、何も言わずに当然のように選ばれる選手は少なくなりました。
逆に、中田英寿、小野伸二、中村俊輔みたいな傑出した存在も少ないけど、総じてそれらの選手に近づいたと思いたい。
　この代表メンバーでいよいよＷ杯に臨みます。
怪我無く本番を迎えて欲しい事と、暑さ対策を万全にして欲しい。ドーハの悲劇も結局は熱さにやられて体力を消耗した結果とか。
　それにしても１次リーグの対戦相手がドイツ、コスタリカ、スペインという強豪ばかり。
悲願のベスト８入りには、これらの国を破るしかありません。期待しましょう！