千曲川決壊の台風19号から3年

2022-10-13

 秋も深まり、紅葉と秋の味覚の季節になりました。
昨日は友人たちとのいつもの会で、毎年恒例の松茸を食す会に出席し、今年も見事な松茸が我口に入る事が出来ました。
今年はここまで松茸は勿論、雑茸も出ないとの事でしたが、先週の急な気温の低下と先月の雨の影響がようやく出て、ここにきて松茸など茸が出始めているそうです。
終末に予定されている隣の東伊那農協跡地での松茸祭りにも、かなりの松茸が並ぶのでは?との話でした。
 さて、そんな今日は10月13日。
既に10月も中旬になっていますが、実は今日は3年前のあの台風19号の被害に遭った日から3年目の日だそうです。
台風19号と言えば、長野市などの千曲川の堤防が決壊し、大量の濁流が民家や水田を押し流し、逃げ遅れてヘリで救助される方が沢山いらした映像を思い出します。
 宮田村も大雨に祟られ、天竜川の水位が警戒レベルに達して避難指示が出た事は記憶に新しいもの。
我村より少し東側を通過したため、我村の西山などはそれほど被害が無かったけれど、南アルプスの東側から諏訪、上田地区に大雨を降らせたと記憶しています。
 中央道の小仏トンネルが土砂に埋まり不通となり、旅行で東京に向かうのに迂回した思い出はずっと覚えている事でしょう。
飛行機の時間が早くて、深夜に出発したため強烈な思い出となっています。
 我長野県には4つの大きな河川が流れ、県歌・信濃の国に謳われるように北に犀川、千曲川。南に木曽川、天竜川ですから堤防も長大なものです。
しかし、あの台風19号は、これまでの災害に対する考え方を覆したとも言えます。
「脱ダム宣言」や「コンクリートから人へ」といった格好の言い話だけでは、大雨による土砂災害は防げない事がはっきりしました。
ある程度、いや、これからは今まで以上に国土強靭化を進めなくては、ゲリラ豪雨などに耐えられないと思われます。
また、10月13日とは、台風シーズンから少し過ぎた今の時期だったのかと思うと季節感も少し変わりますね。

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