ホームラン55本
2022-9-14
プロ野球は終盤の戦いが行われ、優勝争いと3位以内に入ってCSへの出場を争う戦いが毎日繰り広げられています。
宮田村出身の西武・水上投手が、このところ少し調子を落としているようで心配ですが、既に50試合以上も登板しているから疲れもピークでしょうか。
そんな終盤戦は選手個々の記録とタイトル争いもそろそろ意識するところだけど、ヤクルト村上選手が昨日も本塁打を2本放ち、今シーズン55号を記録。
本塁打55本と言えば、我々の世代ではあの王貞治さんが1964年に記録した数字で、当時からもう破られない数字としばらく言われてきたもの。
巨人軍の主軸、世界の王さんの記録は永世残そうというものだったけど、2001年にローズが、2002年にカブレラが記録して追いついた。
それでも王さんの記録を上回る事は出来ず、いや、勝負してもらえない場面もあったと記憶しますが、その偉大な記録を破ったのが2013年のバレンティン。
まあ、当時の巨人ファンからすれば何とも空気を読めない選手だと怒ったけど、結局この年バレンティンは60本塁打を記録。ついに王さんなどが持つプロ野球記録を塗り替えてしまいました。
日本のファンとすれば何とか日本人選手による記録達成と更新を願うものだけど、村上選手が昨日55本目を打って俄然期待が膨らんできました。
まだ22歳の村上は、これからも本塁打をどんどん打ち続けるだろうけど、シーズン60本という数字はそうはいってもなかなかないチャンス。
今シーズンはまだ15試合ほど残っていて、ヤクルトは優勝争いの最中だし、マジックが11と優勝目前。
先日のような「死球」や怪我だけが怖いけど、こうなれば何とか60号に届いて欲しいと巨人ファンでも思うもの。
何はともあれ、早く56本目を打って、まずは偉大な王さんを越えて欲しいと思うものです。
プロ野球のホームラン55本は、それぐらい凄い記録なんです。