トリガー条項
2022-3-16
ロシアはウクライナ侵攻を一向に止める気配がなく、世界中が反戦を訴えているのにプーチン大統領は知らん顔。
しかしロシア国内からも戦争反対の声が少しずつあがり始めてるようですが、統治されているので難しいようです。
世界では、ウクライナ情勢により様々な事象が起きてしまっています。
まずは新型コロナ禍からようやく復調の気配かと思われた物不足。半導体は勿論、いろんな資材が不足していて経済に大きな影響を与えています。
株価の急落も、多くの投資家を悩ませているようです。
また、日本国内ではいろんなものが値上げに踏み切りました。
カップラーメンの値上げも痛いけど、それらに追随するように菓子を始めいろんなメーカーが相次いで値上げを発表しています。
実は建設資材もご多分に漏れず。生コンや材木等、根幹の資材の値上げが始まり、これからその影響が出てくるのは必至です。
そして、何と言っても我々の暮らしに直撃するのはガソリン価格の高騰でしょうか。
今の日本人の生活のエネルギー源は、残念ながらまだまだガソリン、石油に委ねるところが大きく、ガソリン価格の高騰は全ての生活に直結します。
何より日常車にて移動してばかりいる、いや、他に移動手段を持たない私は、ガソリン価格の高騰は非常に困ります。
これに対し政府は、ようやくトリガー条項を発動する事ための調整に入ったようです。
トリガー条項とは、指標となるガソリン価格の平均が3か月続けて1リットルあたり160円を超えたのを引き金(トリガー)として、税率上乗せ分(約25円)を減税する措置で、東日本大震災の復興財源確保で現在凍結されており、発動には税制関連法を改正する必要があるとか。
これにより税収は減ってしまうけど、何より今の経済が回らねばならないと思うから、これは早く発動してもらいたい。
新型コロナ対策に大きな予算をつぎ込み、更にガソリン高騰でもその他でも大きな予算を投入する我が国。
当然その返済を心配するのは当たり前だけど、今、ここで経済が失速し、国民が路頭に迷ってしまっては将来も何もない。
辛いけど、ここは仕方のない政策だと考えています。