森林環境譲与税

2022-3-12

 宮田村議会は現在3月定例会の会期中で、昨日は一般質問などが行われました。
 昨日はロシアのウクライナへの侵攻に抗議する決議文も、宮田村議会として議決しました。
一般質問の中で、私は今回は森林整備について問いてみました。
令和元年度から新設された森林整備環境譲与税の使い道など、森林整備に対する村の考えをお聞きしました。
 また、他議員の質問で、新たに計画する新キャンプ場も話題になり、地方紙に取り上げられています。
 森林整備の重要さは理解しているものの、人手がない、予算が無いの連発でなかなか思うに任せぬ現状があります。
造林班のなり手不足もあり、今後の村の政策を注視していきたいと思います。
 丁度そんなタイミングの今朝、とある記事を見つけて思わずつぶやきのネタにさせていただきます。
 いま、世の中空前のキャンプブームなんだとか。
新型コロナ禍では、屋外キャンプはゴルフと共に安全とされ、どちらも大人気とか。
全国のキャンプ場は大変な混雑だそうで、都会に近い場所などは特に凄いとか。
そして、中にはキャンプ場では物足りず、山林を購入して伐採や草刈りをしながら優雅なキャンプ生活を送るという人も増えてきたんだとか。
山林は昔に比べて土地代金が安く、広範囲でも安価で購入できるから喜んで購入して優雅な生活を・・・と。
 ところが山林には獣も居れば鉢などの人間には邪魔なものも多く住み、例えば隣の土地にスズメバチの巣があっても、勝手に駆除できないなどの近隣トラブルや、火災への心配も多い。
更に、林道が狭く、大雨により不通になるリスクは高い。
なので結局、夢の個人キャンプ場はむしろ負の遺産となる事が多いという。
まさにこれが今の森林整備と同様の事情かと。
全国の自治体の悩みは、まさにこんな形で起きていると思われます。
 令和6年度から、国民一人当たり1000円の森林環境税が課され賦課されます。
それを原資に配給される森林環境譲与税ですが、この使用法を質問した私ですが、国民にとっては森林は後世に伝えなければならない大事な遺産。
負の遺産とならぬよう、自治体に課せられる課題は多いと思われます。

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