昨晩は北京五輪の開会式が行われ、いよいよ北京五輪が開幕しました。
もちろん競技は既に始まっていて、どこかのラジオでは「開会式って何？。意味があるのか？」みたいなご意見も言ってましたけど、これも五輪の一番華やかな見せ所。
そして、演出や花火など、国の威信をかけての大舞台なので関係された方々の努力と時間、お金は凄いんだろうと察します。
　しかし、今回の北京五輪は新型コロナ禍で感染対策が主の為、東京五輪とは違い観客は少し入れたけど、時間を短縮し、選手も人数を限定したそうな。
最も、２時間に亘る開会式は時間的には十分と思われ、３～４時間もやっていた過去の五輪が長すぎたとは思います。
また、前回の夏の五輪では主役の女の子の「口パク」が問題視され批判された事から、今回はいろんな部分でリベンジがあったかと思いますが、ボーっと見ていた私には解りませんでした。
ＣＧ等も使ったのかな？。いずれにしても中国の威信をかけた演出であったことは間違いありません。
　さて、この北京五輪は、開催前から政治的にはいろんな波紋を呼んでの開催となりました。
新疆ウィグル自治区の人権問題をアメリカなどが批判し、開会式への首脳の出席を見送る「外交的ボイコット」に踏み切り、これに追随する国が多数出ました。
また、中国の著名テニス選手の彭帥（ほう・すい）さんが中国の元副首相に性的関係を強要されたと訴えた問題では、ＩＯＣのトーマス・バッハ会長が大会期間中に彭帥さんと面会する意向を示しているそうで、ＩＯＣも問題の火消しに躍起になっている様子。
更にはロシア選手のドーピング問題もあり、今大会もロシア選手は国の代表としての出場は叶わず、個人としての出場とか。
冬季五輪ではロシア勢の活躍は毎度の事。国として参加できないのは残念でしょう。
北朝鮮の不参加など、政治的には非常に難しい五輪開催かと思います。
　しかしながらそんな中、我日本の選手たちは平昌五輪から４年間のそれぞれの想いや、技術の研鑽を積んだ証を見せるために大会に臨みます。
連覇や３連覇を狙う選手も居れば、前回のリベンジに燃える選手も多く居ます。
皆が悔いのない戦いを・・・はいつも願う事ですが、今大会も実力を存分に発揮して欲しいもの。
冬季五輪は夏季に比べて自然との戦いも多く、有利不利も働く競技も多いけど、皆が良いコンディションで競技できる事を願うばかり。
新型コロナで外出自粛の中、時差の少ない北京五輪は夜のテレビの前での観戦にはもってこいで、助かるとも言えますね。