クワットアクセル
2021-12-27
12月も最終週になりました。
いよいよ年末が迫る雰囲気で、世間の様子も年末モードでしょうか。
その象徴がスーパーや量販店に並ぶしめ飾り。日本の年末の風景の象徴だと思うもので、ここから一気に大晦日や正月モードになっていきますね。
テレビでは、東京の上野アメ横の様子が映されていましたが、新型コロナ禍でガラガラだった昨年に比べ、今年は大分客足が戻ってきた様子。
しかし、ここにきてまた新たな感染者数が増え始めました。
オミクロン株の市中感染も広がり始め、年明けの様相が心配されますから、ここは感染対策はしっかりして過ごしたいところです
さて、昨日の日曜日は今年最後の日曜日らしく、年末恒例のスポーツが沢山行われました。
ラグビーの大学選手権、高校生の全国高校駅伝。競馬の有馬記念もスポーツでしょうか?。これはちと違いますが年末恒例の今や「行事」かもしれません。
そしてフィギアスケートの全日本選手権。これは北京五輪の代表選考も兼ねるから見応え十分でしたね。
このうち、高校駅伝は長野県代表の男子・佐久長聖も女子の長野東も頑張り、どちらも入賞を果たしました。
メンバー構成から、来年に期待がかかるオーダーでしたが、近年は上位に常に頑張ってくれていて応援のし甲斐があります。
有馬記念。大予想に反し、今年も2着馬がヒモ抜け。来年こそリベンジをと、早くも気合十分です。但し、資金稼ぎが大変です。(苦笑)
最後はフィギアスケート。一昨日は女子のフリーで昨晩は男子のフリーが行われ、女子は坂本選手が男子は羽生選手が優勝し、北京五輪切符を手にしました。
このうち女子の坂本選手は安定した演技だったそうで、紀平選手が欠場している中では圧勝と言えるかと。
五輪ではジャンプに課題を残しますが、4回転は飛べないだろうから、確実な演技で上位を狙って欲しいですね。
ロシア勢は軒並み4回転を飛ぶ選手が出ているそうで。これに対抗するのは大変です。
ちなみに同時期に行われたロシア選手権で、優勝したワリエフ選手の得点は合計283.48点。坂本選手の得点は234.06だそうだから、50点も離れた数字。
おそらくこの世界のジャッジは統一されているものだから、目下の坂本選手の得点だとロシアの大会では4位以下という事になりそうです。厳しい現実です。
そして男子の羽生選手。公約していた4回転半ジャンプに果敢に挑戦し、着氷が両足になって失敗に終わったけど転倒はせず見事優勝。
こちらはジャンプで劣ることなく、むしろ武器にしています。
同時に怪我のリスクがあるというジャンプですが、今のフィギア界では4回転は必需で、4回転半出来たら世界初。
来年の北京五輪に向けて怪我無く頑張って欲しいものです。
4回転半のジャンプは「クワットアクセル」と言うんだそうですね。トリプルアクセルで一世を風靡した女子の伊藤みどりさんが1988年に女子で初めて飛んだとか。
時代は確実に次の技に移っていますね。