立憲民主党代表選
2021-11-5
11月に入り、宮田村は紅葉が平地にも下がってきて、各ご家庭などのドウダンや紅葉が真っ赤になって綺麗な光景を見せてくれています。
今の宮田村は少々寒いですが、晩秋の気持ちよい季節。是非来て頂きたいものです。
さて、衆議院選から5日しか経たないのに、早くも立憲民主党は枝野代表の辞任に伴い新代表選考が水面下で始まっているようです。
以前もつぶやきましたが、選挙とは恐ろしいもので、先週の今頃までは立憲民主党は「政権交代」と大きな声で叫び、すさまじい勢いの選挙戦を繰り広げていました。
しかし、この1週間で形勢はまったく逆になり、枝野さんは苦境に陥りあえなく辞任。党の今後の方向性も何やら怪しくなってきたようです。
そしてこれから代表選が始まるようだけど、まずは今になって評論家の方々が述べる立憲民主党の政策と選挙戦術の失敗談。
共産党との共闘には反対意見が多く、特に連合などの労働者層からは拒否感が強かったとか。
また、若者が最近はしっかり政治を見ていて、自分たちに不都合な、将来への税負担などを掲げる立憲民主や共産党の政策には反対した人が多く、むしろ若者は自民党支持に回る人が増えてきたとの話。
いくら調子の良い事を言って、バラマキを論じても、結局は財源は国の借金であり、若者はこれから生涯をかけて支払っていかねばならない。ならばここでお調子よく「分配」などをせず、次の時代への成長戦略が大事だと考えるのは当然でしょう。
昔の人は消費税が無かったから、国民皆が平等に支払う消費税に対する抵抗感が強く、税金は稼ぎに応じて支払うものという根本的な考えが昔のままの方は消費税に反対する。
他方今の若い人たちは、育ってきた過程で消費税を払ってきた(もちろん親御さんが)から、間接税や皆が同等に支払う消費税に抵抗感はなく、それが福祉や将来の為の国の財源なら仕方がないと考えるのかもしれません。
とりあえず、消費税率を時限的に下げるという立憲民主党の政策は否定されたようで何より。
一旦下げた税率を再び上げることを国民が反対するに決まっている事を考えれば、そのエネルギーは大変なものだと思われます。
しかし、国の財源は全てを網羅するには足りません。どうするつもりだったのか、枝野さんが代表のうちにお聞きしたいところです。
と、こんな風に若い方々が考えてくれていたのか?は少々疑問もありますが、とにかく立憲民主党への支持は特に若い人に広がらなかったとおっしゃる評論家が居ます。
ところでこれから始まる代表選。そう言いながら候補者に女性が少ない事も指摘されています。
確か立憲民主党もジェンダー平等を掲げていたはず。それにしては女性代表候補が少ないのはいかがなものか。
もっとも、その最有力候補の辻元さんが落選してしまったからそこは仕方がない。
蓮舫さん?。私的にはまったくNoだけど、立憲党内でどうなのか。あまり声が上がらないかな?。
自民党総裁選には高市さんと野田さんの二人が立候補しましたが、立憲の方にも女性候補が出馬するのか?も見ものでしょうか。
今回の選挙で、野党は反対ばかりして、しかも「怒鳴る、吠える」議員が多い事を嫌う若者も多いと報じられています。
「ソーリ!ソーリ!」と吠え捲ったり「一番じゃなきゃダメなんですか?二番じゃダメなんですか?」とキーキー怒鳴る方は嫌われるのかもしれません。
更に、あの悪夢の民主党政権時代。若者は就職先がなくて大変困ったそうです。我が家の子供達も、就職難で苦労しました。
建設業が窮地で、魅力が無かった事も災いしました。
それを忘れる事なく、今後も若者には政治をしっかり見届けて欲しいもの。もちろん現政権だってすべて良しではありません。
若者の政治離れと言うけれど、世の中を動かすのは国民の意思と投票です。是非目を向けて欲しいですね。