一昨日の衆議院選は、自公政権が引き続き政権を担う事を国民が望んだ結果となったと言えるかと思います。
　一方、昨日もつぶやいた大物政治家の当落は、今後も様々な話題となりそうです。大物政治家と言われる方々の影響力ってところに変化が出るのかも入れません。
　ところで、近年は選挙と言えば報道各社による情勢報道や、出口調査などを基にした投票日の「午後８時に議席予想発表！」というテレビ局の番組宣伝。そして実際に８時ちょうどに各党の獲得予想議席をど～んと発表。
その間に、当選確実者がどんどん出てきて、それは誰が１番早いのか？を含めて非常に興味深いものです。
今回のそれはテレビ局によっていろいろだったけど、河野太郎さんがいの一番だったと思います。
我長野県の後藤厚労大臣も早く、小泉、安倍、麻生といったいつもの「８時丁度の当確組」に交じって大健闘でした。
　我長野５区の宮下一郎さんは、朝日系の局が真っ先に「当確」を出してくれて本部では早々と「万歳！」だったそうだけど、ＮＨＫなど多極は一向に当確が出なくて心配になりました。
まさかの「間違いでした」はあまりに残酷な話と、当確は本当であって欲しいと願うあの時間の長かった事。結局１時間半ほど待たされてようやく確信。だるまの目入れが出来ました。
　さて、毎度のことながらこの「８時丁度の議席予想」は各局数字がバラバラで、何処が一番早くて正確かを競って見せるのが通例。
皆さん覚えているでしょうか。今回の８時丁度のあずざ２号じゃなくて議席予想。
ＮＨＫは自民党２１２～２５３、立憲９９～１４１と例によって幅を持たせた数字。いかにも国営放送らしいはぐらかし。
日テレは自民２３８に立憲１１４。テレ朝が自民２４３に立憲１１３でＴＢＳは同２３９と１１５、フジは２３０と１３０。テレ東は宮田村では見られません（トホホ、田舎やなぁ～）が２４０対１１０だったとか。
さてさて、実際はご存知のように自民党２６１で立憲民主党は９６議席。まったく違っています。
　今回は、選挙戦中から野党優勢が報じられ、開票が始まっても、いや、昨日の朝刊の一部でさえまだ「自民党大幅減。過半数の２３３議席は微妙」と報じ、自民党が大敗すると報じていました。期待していたのでしょうか？。
これはもちろん選挙なので水物ですが、私には嬉しい誤算で自民党は２６１議席で単独で絶対安定多数を獲得。もちろん誰も予測しなかった好結果でしょう。
新聞各紙の予測報道も自民党苦戦を大きな文字で掲げる社がほとんど。
ところが、唯一「自民が単独過半数確保の勢い、立憲はほぼ横ばい」と報じていたのが意外にも朝日新聞。
日頃の記事からてっきり立憲優勢と書き立て、国民を勝ち馬に乗せる「戦法」に出るかと思いきやこの記事。
結果として一番的中に近い記事となり、素直に朝日の調査網に脱帽します。
世論調査や出口調査の限界を謳う評論家も居ますが、段々いろんな要素が重なって予想が難しいそうです。
　また、今回は投票日の３日前から与党が俄然頑張り、形勢逆転の選挙区が多かったとの噂もあります。
我選挙区も、おそらく３日前迄は相手候補が優勢だったと思いますが、地域の方々の「そうはいっても・・・」という良識が働いたと信じています。
　とはいえ、それにしても今回の８時丁度は、いくら何でも外れすぎじゃないでしょうか。特にＮＨＫ。幅を持たせたのにその枠を超えています。
別にＮ党じゃないけど、今回は大誤算でしょうか。
今回は「朝日の勝利！」と素直に認めていいでしょうね。