岸田新自民党総裁誕生!

2021-9-30

 自民党の新しい総裁に岸田文雄さんが当選しました。
昨日までのつぶやきの中で何度も総裁選の話題を取り上げてきましたが、最後の結末を見ると、どなたかが言っているように「この2週間は何だったのか?。無駄な日を過ごした。」というのに同感するところもあります。
新総裁誕生の私のどうでもいい感想は「一番無難な方が選ばれた。」と言う感じでしょうか。
 河野さんや高市さんに比べ、毒舌的な事は言わない代わりにこれと言って今と違う政策を掲げているとは思えない、まさに今の自民党、安倍、菅政権の政策の継続というイメージを持つのが感想ですがどうなるでしょうか。
当初は全国民の支持が高いとされた河野さん。年金問題や持論の脱原発に対する発言が批判を浴びたり、右往左往した印象で徐々に人気は失速とか。
高市さんはかなり右寄りの発言が目立ち、安倍前首相から全幅の支持を得て最後まで善戦。野田さんも終わってみれば健闘したと思います。
 しかし、やはり怖いのは永田町の論理とか、派閥優先の論理というやつでしょうか。
前日までは河野さん支持がもう少し多かった議員票が、前日のある電話で一変し、その内容が伝わると事態は急変したという情報が流れ、やはり実質的な日本のリーダーを決める戦いは恐ろしいと思ったもの。
更に、前日の報道で岸田、高市両派による「2位、3位連合」が報じられ、私に言わせればこれこそが「談合」ではないか?と。
そして1本の電話の内容が、何と天敵と言われ、自らを追い落とそうとした候補を最後は支援に回り、勝ち組にのるこの凄さ。
いや~、政治の世界はやっぱり厳しいです。我々には解らない、いや、私はあまり好きではない世界です。
私は過去のつぶやきから、河野さんに期待してきました。はっきり言い過ぎたり、突然怒鳴りだす言葉遣いなどは良くないけど、政策と自民党が変わる可能性を一番感じたからです。
残念ながら支持されなかったけど、年金改革や原発の問題は、これからどうしても何とかしなければならない大きな課題。
自論が過ぎて他の議員から嫌われ、特に原発問題は過去に発した発言を取りざたされ、今は「脱原発」とは言えなくなって支持が下がりました。
でも、選挙に勝つために嘘を言ったり、本来やらねばならない事に口を紡ぎ、票取りに専念するのが良い政治家とは思いません。
岸田新総裁の事はあまりつぶやけませんが、総合力で他候補を上回ったと言うべきでしょうか。それは選挙の裏の事情も含め、一番大人の対応(?)をしたというところでしょうか。
 この結果に対し、野党はむしろ歓迎だろうと報じられています。
立憲民主党の枝野代表は早くも「自民党は変わらない、変えられない。」と挑発。対立姿勢を露わにしています。
そうはいっても自民党員の4割以上が河野さんを支持したのに、支持率下位の岸田さんを選んだ先生方の選挙戦も注目です。
でも、立憲民主党の発表した政策、年収1千万円以下の人の所得税免除は非常にひかれる政策に思えます。
しかし、財源は例によってやっぱり国債。赤字国債の更なる発行は、次の世代の借金で、日本の通貨価値の最大の懸念はこの莫大な国債の発行額だそうです。
更に、1年は無かった所得税が復活した翌年の税負担感は凄く重いと思います。
また、消費税率5%に引下げを掲げているそうですが、時限的という事ですが、一旦下げた税率を元に戻すことは簡単ではないと思います。
 どこかで聞いた話ですが、地方の選挙に立候補した候補が「住民に一律5万円支給します。」と公約に掲げて出馬した候補はほぼすべて当選しているそうです。
しかし、そのほとんどが財源が無く、支給は実現していないそうです。
過去に「高速道路は全て無料にします。」「消費税は上げません」と言って政権を奪取し、やってみたけど一向に高速道路の無料化は実現せず、むしろ工事をしないから舗装がガタガタの高速道路が増え、今はあちこち工事中ばかりという現象が起きています。過去にそんな政党がありました。
挙句には事業仕分けであの「二番じゃダメなんですか?」と言って、そのツケが国産ワクチン開発の遅れに繋がったという噂も、本当なのか確かめたいところ。
嘘を言って選挙に勝っても、国民が困るだけです。
岸田さんも枝野さんも総選挙では「嘘は言わない、国民をだまさない」事だけは誓って欲しいものです。
岸田新総裁に期待します。

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