パット
2021-8-2
早いもので8月になりました。それにしても今年の夏もやはり暑いですね。
そんな酷暑の中、新型コロナ感染拡大は広がる一方で、このところ連日、全国で新規感染者数が1万人を超え、東京都は4000人越えの日があり、その後も3000人を超える日が続いています。
そして、今日から東京都と沖縄県の緊急事態宣言は継続になり、首都圏3県と大阪府も緊急事態宣言再発令になりました。
これから今月31日まで、全国的にまん延防止に努めなければなりませんが、なにせ8月は夏休みや盆休みでレジャーや里帰りで移動する人が増える季節。
それでなくとも都会では、もう緊急事態宣言慣れがしていて若者を中心に市街地に出かける人が絶えない様子。
新宿、東京駅などは、連日人出が前の週を上回る事態だそうで、ますます感染が広がるのが目に見えています。
そんな中で開催中の東京五輪。連日熱い戦いが繰り広げられていますが、日曜日の朝の報道番組は例によって否定的。
この期に及んでも、未だに「中止すべき」と発する出演者に、少々違和感を感じるものです。
また、五輪開催で確かに「五輪をやっているんだから良いだろう」と、修学旅行などを強行しようという学校があるのはしょうがないと理解できるけど、五輪が(感染拡大の)直接原因なのか?は疑問に思うところ。
無観客で選手はほぼ隔離された生活を強いられ、一般人とは接触が少ないはず。一部で掟破りの選手が出て問題にされているが、数はごく僅か。
3000とか4000人って数字は、五輪があっても無くても関係なく、すべては国民が我慢しないから変異株が広がってしまっている状況と思います。
そして、多くの国民が我慢して五輪をテレビ観戦していて、視聴率が上がり、それによりむしろ感染拡大が抑えられているのではないか?という事もあると思います。
それを「中止すべき」と今でも述べる評論家。そりゃ、やらない方が良いのは解るけど、ここまで来たら中止する方がもっと混乱を起こすと思うし、懸命に戦う選手を見て、何も感じないのか?とも思う。
勿論、感染拡大を抑えることが何より肝要です。しかし、もはや五輪と同居は仕方のないところと思いますが・・・。
残り1週間。熱き戦いが無事に終わる事を祈るばかりです。
さて、前置きが長すぎましたが、それだけ「中止すべき」との意見に反発したもので。
昨日は期待していた松山英樹選手の男子ゴルフの戦いを見ていました。
前日まで1打差の2位につけ、最終日は最終組でスタートとの事で、午前中に作業を終え、午後はテレビの前でラウンド観戦としゃれこみました。
前半からアメリカ選手が好スコアでリードし、松山はなかなかスコアを伸ばせない。しかし、後半、首位のシャウフェレ選手が本来ならOBというティーショットを放ち、様相が一変。
松山がこのホールでイーグルなら首位に並べるがバーディーを取り、それでも1打差の3位につける。
しかし、ここから松山のパットが尽く外れ、最終ホールでは入れれば銅メダルという2メートルのパットも外して、7人によるプレーオフへ回る。
結局プレーオフも活かせず敗退。他の6人と共に4位に終わりました。
ゴルフで一番ストレスを感じるというのか、緊張するのがパターだと言われ、私などはどうにもならない下手くその上、緊張で手が止まり、体が固まっちゃう現象はよくあり、同伴者にお迷惑をお掛けしています。
したがって、プライベートゴルフのカップ周辺の「OK」は大歓迎です。
しかし、コンペはこれを許されず、プロのトーナメントなんて当然カップインまで行いますから、このパットの大事さはプロでも、いや、上手な人ほど大事にするそうです。
松山もこの大会では比較的短いパットに苦労していて、どんどん入ったマスターズの時のようにはいかなかったようです。だからゴルフは難しい、そして楽しいんだそうな。
今後もパターは「プロでも外す」と、少し言い訳がましく行う事にしようと密かに思っています。
松山は残念だったけど、今週は女子の畑岡、稲見選手の登場です。こちらも十分メダルを、いや、金メダルを狙えると信じています。