「一刀両断」Part1

2021-7-9

 昨日、IOCのバッハ会長が来日。「いよいよ東京五輪が始まります。」と言いたいが、残念ながら丁度その日に政府は東京都に緊急事態宣言を出すことを決め、夕方の5者協議などを経て、東京五輪の東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県の会場を無観客にすることが決まったようです。
夕方のニュースの冒頭では、丸川大臣は東京都の無観客は決定事項としながら周辺3県や北海道、東北などの他県会場の有観客に含みを持たせていたが、結局首都圏1都3県は無観客に。
北海道や岩手、福島、茨城、静岡の各県の今後の動向が気になるけど、中には「全て無観客にすべき」という方も居るようで、まだまだ混迷です。
無観客でも大会は行えるし、スポンサーの問題もあるけど、なにやら報道では「IOCは困らない」てなものもあり、要は主催者が金銭的に困らなければ無観客でもかまわないみたいな感じに聞こえます。
やれやれ五輪とはそういう体質のもののようだと今更分かった次第です。
あとは、五輪ファミリーや各国の首脳を迎えるはずの開閉会式をどうするのか?と、期間中の五輪ファミリーの扱い、どうやって接待するのか?が一番の 心配だったりして・・・。
 さて、緊急事態宣言が出る以上、かなりの部分で制約されるのはもはや仕方がないところ。異常な事態下で開催するんだから仕方がない。
願わくば、東京の方々にはもう少し感染拡大を抑えていて欲しかったと思ものですが、それは都民の方々にしてみれば「もう限界」だったんでしょう。
さて、話は少し変わりますが、五輪や世界のスポーツではスポンサーが占める影響力ってのは非常に大きい事を知ることになりました。
今回も、いや、すべての五輪はほぼアメリカの大手テレビ局の放映権なるものに支配され、開催云々はもとより、競技時間もアメリカのゴールデンタイムに合わせて行われる事がほとんどです。
特にアメリカで人気の競泳などは、日本時間の午前10時頃をピークに決勝レースが行われるものが多いとか。
時差やコンディションの難しさを、日本選手も感じなければならないようです。
 
 ところで、ここからは我つぶやきもちょっと変えて名付けて「一刀両断」としましょうか。
そのPart1は、サッカー界に起きた差別事件であります。
先日、スペインの強豪クラブ・バルセロナに所属するフランス代表選手二人が、日本にやって来た2019年に日本のホテル内で従業員に対する差別の様子をSNSに載せ、これが日本人やアジア人に対する差別だとマスコミに取り上げられました。
サッカーの人種差別事件は、実は私は非常に多いと感じています。
欧州でも勿論ですが、日本国内でもそれは有りサポーターや選手同士の人種差別などが問題視された事が多々あります。
日本国内で多いのは韓国選手とのいざかいですが、あのW杯の日韓戦でも韓国選手が竹島の旗を翻した(?)のか、差別とは少し違うけど罰せられました。
サッカー界は差別や国際紛争に非常に厳しく、平和と平等を謳うけど、それにしてはこの手の問題が多いと感じています。
勿論、野球など他の競技とて、必ずそれはあるようで、過去の名手を含め、最近の大谷の活躍で日本人選手もメジャーで認められるようになったけど、最初に活躍した野茂は苦労したという話も確かありました。
そのサッカー・バルセロナ。もちろん欧州の強豪で素晴らし選手も多く、日本でも人気のチーム。
そして楽天がそのスポンサーに加わり、J1神戸と共に支援しているチームで、日本にバルセロナからイニエスタが来ている事自体奇跡だけど、それをなし得たのは楽天の三木谷さんのお陰。
しかし、今回の件で三木谷さんも怒りを露わにし、同じく当該選手と契約しているコナミも契約解除したとか。
楽天が何処まで制裁を科すのか解らないけど、日本人として、アジア人として、この選手たちの行為にはきちんと抗議すべき。
そして、彼らもプロなんだから、自らの名誉と共に掴む報酬が、何処から出ているのかぐらいはもっと考えるべき。
欧州のビッグクラブのビッグネームの選手の中に、こういう選手が居る事が残念です。
世界のサッカーの事情は、貧しい国から欧州のビッグなクラブを目指す選手も多く、それがサッカー人口の多さにも繋がるというけれど、一度栄誉を手にしたからと言って、人を差別できるほど立派なのか?もう一度胸に手をあてて欲しいものです。
と力んでみても、本人たちがそこまで悪気があったかは不明。最近のSNSは、、ちょっとした事が重罪とされるから怖いですけどね。

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