災害は何時起きても不思議ではない!

2021-7-6

 宮田村は今日、村長選挙が告示されます。
今のところ現職お一人のみが立候補を表明されており、無投票になる可能性が大であります。
 さて、大雨による熱海市の土石流災害は、いよいよ発生から72時間が迫り、人命に大きく影響するという時間になってきています。
今のところ行方不明者の数が正確には解らないそうですが、24人ほどの人が連絡が取れない状況との事で大変心配されます。
現地では消防、警察、自衛隊といった方々による懸命の捜索や土砂の撤去作業が行われているようですが、相手が泥であり、今後も雨が降れば再び土砂が流れ出す危険もあり、非常に緊迫した中での作業を強いられているようです。
このような復旧作業では、専門技術も必要であり、経験や知識も必要かと思います。
くれぐれも二次災害が起きない事を願うばかり。そして、一刻も早く行方不明の方が無事に見つかることを願うところです。
この土石流災害は、全国各地で過去に起きてきた災害です。
もちろん急傾斜地が多い、我長野県では過去に何度も土石流が発生し、犠牲になられてしまった方も居られます。
これを防ぐには、ちっとやそっとの対応では出来ない、毎年コツコツと積み重ねた土砂災害対策の治山事業や砂防事業、そして河川の改修も必要かと思われます。
 しかし、昨日もつぶやきましたが政権が代わったり、政治家が放つ発言により計画が止まったり、中には危険なのに放置されるものも多々あります。
日本列島は山間地が多く、地形上、人間が安全に暮らすには原野や土地に対する何かしらの処置が必要だと常々思います。
それなのに、選挙に勝つために格好よく「脱ダム宣言」とか「コンクリートから人へ」とか言って国民のウケを狙い、結果として人々を危険にさらす政治家が居たのは確かです。
勿論現与党とて、すべてが正しい訳でなく、また、建設業に従事する者とて、すべてが善ではないかもしれません。
 しかし、この災害を見るにつけ、我長野県でも今日にも起きても不思議ではないという事と、何かしら災害には人的要因ってのもありはしないか?と思うところです。
今こそ日本国民が皆で、災害に対する考え方をもう一度見直す時ではないか?と思うところです。

お問い合わせ

株式会社 南田建設
〒399-4301長野県上伊那郡宮田村1467
●TEL (0265)85-2471
●E-mail minamida@siren.ocn.ne.jp
●交通・・・下図をご参照ください。

耳より情報

詳しくは画像をクリック!

施工例

詳しくは画像をクリック!