中国共産党100年
2021-7-2
昨日から東京五輪に出場する世界各国の選手団が続々日本にやってきているそうです。
水際対策のために空港に並び、検査を受ける選手たちの姿に同情もしますが、ここが最大の対策の入り口であります。キッチリ防御して欲しいものです。
それにしても今朝のニュースでは、俄かに国内の各自治体で「ワクチンが足りないと」言いだしている所が出てきて、予約を一旦中断するところも出始めたとか。
一時はワクチンは十分足りて、職域接種までして急いで接種率を上げようとしていたのに、急に足りない騒ぎになるのは違和感を感じ、何か変だと思うもの。
まさかかつてのトイレットペーパーじゃないけど、買い占めや流通隠しなんて事は無いだろうと信じたいけど、海外からの輸入品は計画通りに行かない事が多いのか?。
やっぱり国産ワクチン開発が急務ですよ。
一連の対応の中で、やはり最大の失敗は厚労省のワクチン開発への対応のまずさだったと思います。今更言っても仕方がないですが。
さて、そんな国内の混乱の中、昨日7月1日は中国共産党創建100周年の日だったそうで、記念式典を行ったとか。
これに対し、日本国内の与野党問わず、政党から祝電が送られたそうで、報道では「恥を知れ」とか「何故人権無視の中国共産党に対して祝辞を送るのか?」などという過激なものや、「隣国の政党として当然の儀礼」みたいな表現まで様々な様子。
確かにこのところの中国の状況から、ウイグル族や香港の様子、台湾への圧力、そして何よりも我国尖閣諸島への違法な進出を見て、とても「おめでとう」とは言えない気がします。
更に、過去には数千万人の犠牲者を出したと言われる文化大革命や、民主化運動を武力弾圧した天安門事件など、過去には負の遺産が沢山あるのに今では「繁栄」の一語。
でも、正直、胡錦涛前首席の時に比べ、習近平首席の方が独裁制が強く、こんなに長く政権が続く、いや、これからも長期政権が続くだろうとは思いませんでした。
先日もある企業の社長さんが「今の日本は中国に頼り過ぎた。あと30年もすれば日本は中国の属国になる。」てな発言を熱く語っていたのを聞いたけど、そんな懸念もあるのかと。
実際問題、人、物、その他、全てにおいて中国に依存するものが多すぎる現実があるかもしれません。
さてさて、そんな中国と、サッカーのW杯アジア最終予選で同組になった日本代表。
オーストラリアやサウジアラビアといった強豪国との対戦は、勿論日本にとっては大きな関門で、これは過去にもかなり苦戦したり、相手の方が強かった事もあるから恐怖。
しかし、近年は中国が急激に力をつけ、更にその上「帰化選手」の急増で、ブラジルや欧州各国で活躍してきた選手を帰化させる‟戦術”で不気味な存在とか。
なにやら習首席は無類のサッカー好きだそうで、中国代表の強化に力を入れさせ、W杯への出場を目論んでいるとの話。
帰化選手については、日本も過去には主力になった選手も居たから文句は言えない。
でも、中国人選手の中に欧米系選手の顔があるのはちょっと不自然に感じるかも。日本とて同じだけど。
何はともあれ、中国共産党100年は日本にもまったく関係ないとはいかない話かも。
とりあえず二階さん。中国との外交は大事だけど、民主主義国家を自負する我が国が中国にモノ言うべき事は沢山あると思いますよ。