国産ワクチンへの道開ける!?
2021-6-10
昨日は2年ぶりに党首討論があったそうだけど、大方の予想通り?、あまり効果的な討論にはならなかった様子。
五輪開催や補正予算などについて野党各党首が問い詰めるも、五輪は開催を決めているから、首相の返答は「安全安心な大会を行う」てな調子の一点張りと言ったところでしょうか。
補正予算は「今のところ考えていない。今年度残り予算30兆円で賄えると考えている」てな事で、なかなか動じない首相。
自民党内からも「(国会中継は)タダだから国民は文句を言わないけど、有料だったら金返せって言いたくなるだろう」と手厳しい。
2年前の安倍前首相の時は、首相が喋り過ぎて時間が無くなったそうだけど、菅首相は言葉少なに要点だけを話すタイプだからまったく違う感じだと思うけど、ワクチン接種以外にこれと言った新型コロナ感染対策を持てない現状では、これ以上の答弁は出来ないというのが本音でしょうか。
と言っても、私はこの党首討論を見ていませんので、新聞紙上のニュースがソースですのであしからず。当然、野党よりのコメントになっています。
さて、そのワクチン接種が首相曰く「私の想像より速く進んでいる」との事ですが、我宮田村も昨日、担当者にお聞きしたところ、今のところ65歳以上の高齢者への接種は7月中に終わり、8月には65歳以下の世代への接種が始められそうとの話。
つい先日までは「年内に接種できれば良いほうか?」と思っていたけど、ここにきてペースアップは間違いなさそう。
菅首相が「11月末には対象希望者全員に接種できる見込み」と言うのにはマスコミは反論するけど、まんざら無理な話じゃないと感じるようになりました。
要因は、潜在していた人たちが出てきて、マンパワーがここにきて急激に増えてきた事と、首相が渡米して自らワクチンを貰ってきた成果と私は見たいけど、マスコミはそういう報道はしませんから真実は解りません。
でも、ここにきて「ワクチンが無い。足りない。」という報道が確かに減ってきたとは思いませんか?。
逆に、このところ毎日のようにつぶやかねばならぬ「ドタキャン」による接種対象者の問題。
65歳以上を優先するのは当然だけど、キャンセル時に急遽接種する人は、年齢よりも「すぐに来られる方。出来れば施設や学校のような大勢の人と接触する機会のある人。」が望ましいと思うもの。
役場の職員だって当然その内だし、社会インフラの維持に欠かせないエッセンシャルワーカーを優先っていうのは十分ありだと思います。
身近では、宮田村では利用者は限られるけど、電車の運転手や車掌、バスやタクシーの運転手や郵便や宅配に関わる人など。
建設業者もある意味その一員だけど、流石にここでは挙げにくい。
てなわけで、せっかくにワクチンだから大事に無駄なく接種をお願いしたいものです。
また、今朝は紙上で国産ワクチンと治療薬開発に目途の記事も目につきました。
先日、過去の政府のワクチン開発への支援打ち切りをボロクソつぶやいたのが聞こえたのか、ここにきて国産ワクチン開発や治療薬開発支援に動き始めた政府。
塩野義製薬が、年内にワクチン最大3000万人分を製造できそうとか「ワクチンで(他国に)後塵を拝したので、治療薬はいち早く開発したい。」てなコメントは頼もしい。
菅首相の肩を持ちますけど、今の政府は懸命に頑張っているけど、過去の官僚の体たらくが今の国内の状況を築いているとすれば、そこは反省し、野党にはできない、素早い対応と行動力で改善して欲しいもの。
ワクチン接種が順調に進んでいるのは、やや遅ればせながら感は否めないけど、かなり改善されてきているという気はしています。
もう少し早く今の体制が築ければ、五輪に反対の声ももう少し小さかったかもしれないと思うと、ちと残念ですね。