一般質問自粛と議員報酬

2021-6-3

 今日から宮田村議会は6月定例会が開会します。
その2日ほど前に、早大マニフェスト研究所による議会改革度調査2020にて、我宮田村議会が全国61位、村の部では全国第1位に選ばれたとの吉報が入りました。
まだまだ1年生議員の私など、何が過去と変わったのか等「改革」と言われてもピンとこないのが実情ですが、とりあえず益々村民の皆さんの声を聞き、議員として活動していきたいと心新たにしています。
 そんな今朝の朝刊に、県内の千曲市議会が新型コロナ対策に負われる職員に配慮して、新型コロナ対策に関する一般質問を自粛するという申し合わせをしたとの報道を目にしました。
また、中川村議会では、議員のなり手不足解消と若者が議員になろうと意欲をもってもらうために、議員報酬の見直しを検討し、まずは村民にアンケートを実施するとの報道がありました。
どちらも我宮田村議会でも論議されるところで、私が今、良いとか悪いとか言うべき事だとは思えませんので個人の意見は控えますが、どちらも同様の問題提起はされるところです。
 一般質問の自粛は、市職員の現在の負担を考えると答弁書を作成する時間と労力が更に負担を増やすという事だそうで、現実にそれはあるんだろうと思います。
しかし、識者からは「ワクチン接種などで職員が大変な状況だとは理解できる」としながらも「行政対応が適切かチェックしたり、市民の要望を届けたりするうえで議会の一般質問の意義は大きい」とし、ワクチン接種など現在の住民の関心が高いものへの質問自粛は「市民の代弁者としての役割を否定しかねない」というご意見もあるようです。
我村議会も、実は今回、ある部分で「控えよう」という事がありますが、それは暗黙の了解または個々の議員の考え方も含まれます。
とりあえず通告書を見る限り、皆さんそこは控えられると思われます。
 議員報酬の事は、実は一番話題にし難い事ですが、議会の有りようを考えたとき絶対に外せない事だと思います。
今の報酬だけで若い人が生活するのは無理だと思われます。ましてや家族を養うほどの額はとてもいただけませんから、私たちのように副業だったり少なくともアルバイトぐらいはしないと生活が成り立たないとは思います。
でも、自分たちで「報酬を上げろ」とは言い難いもの。さすれば住民の皆さんの意向をお聞きするの当然の策だと思います。
59歳以下の議員と60歳以上の議員の報酬額に差をつけるという市町村もあるそうです。
う~ん。60歳以上の一人としては、公平が保たれるのか?とも言いたければ、確かに良い事とも思えます。
ただ、60歳以上の者が老後の暇つぶしで議員をやっている訳ではないという事だけは、ここで声を大にさせていただきます。
皆様のご意見をお聞きしたいところです。

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