パンデミック後の大スター
2021-5-18
建設業に携わる者としては、昨日のアスベストに関わる国の責任を認定した最高裁判決は気になるところ。
正直、我々も若い頃にはアスベストへの意識は低かった、というより危険性を知らなかったというのが実感です。
世の中にはまだまだアスベスト使用製品が使われている建物なども多いのは事実。解体工事など、法に定められた手順などを守って安全な作業に心掛けたいと改めて思っています。
さて、相変わらずワクチン接種と感染拡大で混乱の日本ですが、スポーツの方は、現在高校生は全国高校総体(インターハイ)の予選が始まったり、高校野球は春の大会の県大会がベスト4まで出揃っています。
このうち高校野球では、上伊那郡の高遠高校が今大会は大善戦し、準々決勝では春の選抜に出場し、好ゲームを繰り広げた上田西を撃破の大金星。
今日の準決勝は松商学園に挑むそうで、上伊那郡内の他校の活躍なら過去にもあったけど、高遠高校の健闘にはちと驚きだけど、実は伊那市の先輩から「今年の高遠高校は良い選手が揃って期待できるチーム」との話を聞いていましたので、この躍進はまったく予想外とは言えません。
こうなればあと2勝して、県大会を制して北信越大会へと期待は膨らみます。
もっと全国を見れば、プロ野球は広島・菊池選手が新型コロナ陽性とされ、自宅待機で戦線離脱。その他にも怪我や不調で抹消される主力が多い事は残念。
大相撲は照ノ富士の独走状態で、これまた他の大関陣がふがいない。御嶽海が頑張っているけど、昨日の相撲あたりから例の「スタミナ切れ」状況が見え始めたから、10日目以降にどんな相撲が取れるか?。少々辛辣に言っておかないと彼には期待も大きいが、ガッカリさせられる事も多いので。
そして今、何と言っても大活躍はアメリカ大リーグの「オオタニサン!」。
エンゼルスでの二刀流は、今や守備、走塁を備えた三刀いや四刀流とも言われる大活躍。
投げては剛速球で相手を唸らせ、打てばホームランは既に12号。本塁打争いのトップに並ぶ目下の成績。
しかも昨日は最終回に逆転2ランでチームを救い大ブレーク。盗塁もすれば2、3塁打も多いというまさに「投げて良し!打って良し!走って良し!」の3拍子。
正直、このまま好調でシーズンを通せるとは思わないけど、今の活躍が少しでも長く続いて欲しいもの。
アメリカの評論家には「ブラックソックス事件(米球界最大と言われる1919年の八百長事件)の後にベーブ・ルース、1995年のストライキとワールドシリーズ中止の後にカル・リプケン。そして、パンデミックシーズンの後は、信じられないオオタニだ」と絶賛する声もあるそうで、新型コロナからの救世主と呼べるヒーローになれるのか、期待が大きくなっている様子。
歴史に名を遺す凄い選手になるかもしれません。
「オオタニサン、ガンバッテ!!」