今年のＧＷ中のニュースでは、やはり新型コロナによる緊急事態宣言がどれくらいの効果を表し、感染者数が減るのか？とか期限の延長をどうするのか？といった報道が多かったと思います。
結局それは期間延長になり、更に愛知、福岡両県を更に追加するという事になり、この連休中に拡大を抑えることは出来なかったようです。
　その一方で報道された５月３日が憲法記念日であるために、憲法改正議論が始められるのか？というものでした。
先ずは憲法改正の前に、それを行うための前段階の国会での議論が先だそうですが、立憲民主党もそこにはようやく同調したそうな。
これから憲法議論を始められるのか注目したいところです。
憲法改正というとどうしても日本国民は憲法９条を思い浮かべ、改憲＝戦争を始めると連想するようですが、そうではなく、現憲法で国や国民を本当に守れるのか？や、他にも様々な事象で憲法にそぐわない事が出てきていると理解しています。
憲法の下に法令がある訳ですが、大本に謳っていない事を下の法令で謳う事は出来ないと考えています。
今回の新型コロナ対策とて、必ずしも国民にとって良い対応とは言えませんが、これが生物兵器だったらと考えれば憲法が何処まで問うのか疑問だと思っています。
　さて、もはや世界でも完全に「ワクチン後進国」になってしまった我日本国。
そして、そこで開催すべく東京五輪・パラリンピックの最大の懸念は、国民へのワクチン接種の遅れであります。
もちろん選手も同様で、少なくとも大会関係者へのワクチン接種は必須ですが、様々な考慮から、その方々を優先する訳にもいかないんでしょう。高齢者から順番に行われています。
そこに飛び込んできたニュース。ＩＯＣがファイザー製ワクチンを、五輪出場選手などに提供すると発表したそうな。
これは日本選手ばかりでなく、世界中からやってくる選手やコーチなど関係者を対象とするもので、日本国内でも従来の順番待ちとは別枠で接種してくれるというものとか。
今のところ日本には選手や関係者に１０００～２０００人規模とか（数字は定かでありません）いうけど、大会までに間に合うならこれは選手達には有難い話。
過去にも中国が中国製ワクチンの提供を申し出たそうだけど、日本ではこれには抵抗を感じる人が多かったからその話はいつの間にか立ち消えた。
ファイザー製なら喜んで歓迎したいというのが関係者の本音だと思います。あとは接種する医療スタッフの数だけが心配ですが・・・。
　という訳で、東京五輪の救世主はファイザー製ワクチンだったという事で、同時に「何故日本国内でワクチンが未だにできないのか？」という我々の想いは募るばかりであります。