女子ゴルフの罰金
2021-5-6
GWが終わり、今日から仕事という方も多いかと思います。
「我慢のGW」と言われたこの5日間ですが、例年よりは県外車や人出は少なかったものの、昨年よりはかなり人出が多かったようです。
それでも昨日、5日はそれほど高速道路の混雑もなく、普段の日曜日よりも少ない人出のところも多かったとか。
一応国民は「緊急事態宣言」の中で自粛したという事かと思います。
それでも宮田村周辺でも、SNSなどで有名なお店には店先に客の列が見られたところもあるそうです。良いような悪いような話です。
私はこのGW最中に、1日だけ宮田高原に行き、知り合いの方々とバーベキューを体験しました。
本来なら6月1日が開山式で、宮田高原の営業は7月からというのが従来の姿ですが、ある方が「グランピングを宮田高原で始めたい」と申し出て昨年から準備していましたので、その一部を体験しようというお誘いに乗ってみました。
村でもこのGWに少しでも営業したいとの声に応え、急遽センターハウスのトイレや水回りの準備をしたとの事で、その日は屋外にて美味しいお肉などに舌包みをうたせてもらいました。
ただ、この連休は例年より寒く、実は雪が舞うほどの寒さでしたので、建物の有難みも感じました。
それでも近隣の方々が結構高原にいらして散策している姿を見かけました。
新型コロナ禍では、ゴルフ場とキャンプ場が非常に賑わったそうですが、宮田高原ももう少し暖かい日ならば、GWに営業する事も可能かと思いました。
さて、そんな連休の終わりに、女子ゴルフの残念な話題も。
現在海外ツアーに参戦している渋野日向子選手だけど、実は今日から始まる国内ツアーのサロンパスカップは昨年優勝した大会。
女子プロゴルフの決まりで、前年優勝者は特別な理由がない限り今年の大会への出場が義務付けられ、出場できない場合は罰金を課されるという何とも理不尽な決まりがあるそうな。
したがって、現在海外ツアーに参加中の渋野選手にも、今大会に出場できない事を咎める形で100万円の「罰金」が課される事が発表されたそうな。
しかし、これにはファンなどから批判の声が上がっているそうで、私もこれはおかしな罰金だと思うもの。
日本のスポーツ選手が海外で活躍することは、国内の選手やファンにとっては喜ばしい事。いや、国民としてはどんどん活躍して欲しいと願うばかり。
女子プロゴルファーの海外挑戦も同様だけど、その壁は結構高く、海外を主戦場に戦う選手は少ないというのが実情。
そこに参戦し、頑張っている渋野選手にこの罰金は、何のための罰則なのか?と大いに疑問です。
海外挑戦をむしろ応援すべき協会が、逆行する行為としか思えません。
かつて、横峯さくら選手が姉の結婚式に出席するためにツアーをキャンセルした時もこの罰金が課せられ、本人もファンも非常に多くの人が文句を言った事があるそうな。
「特別な事情」の中に、親族の冠婚葬祭は入らないのか?との疑問だったとか。
海外ツアー参戦も親族の問題も、特別な事情だと思うもの。
人気選手がツアーを欠場することは協会にとっては痛手なんだろうけど、そうはいっても無断で欠場する訳じゃないんだかここは一考願いたい。
華やかな女子プロゴルフの陰に、意外な「汚点」が存在するものです。