自民党全敗!

2021-4-26

 GWも間近と言うのに、今朝の宮田村は非常に寒く、我社の寒暖計は2℃を指していました。
もう田植えの準備をしている農家が多いのに、この寒さはちょっと堪えます。
 さて、昨日は注目の我長野県では参議院議員の補欠選挙と、広島では同じく再選挙。北海道では衆議院議員の補欠選挙が行われ、いずれも自民党候補が敗れ、野党候補が勝利するという結果になりました。
菅首相にとっては首相に就任して初の国政選挙でしたが、この3連敗は大きな痛手と報じられています。
まずは私の感覚では、今回は各選挙区とも投票率が非常に低く、我長野県でも過去最低の投票率に終わった事が残念です。
新型コロナ禍で、あえて投票に行かなかったという人も中には居るのかもしれないけど「それは違うでしょう」と言いたいですね。
国の政治や政策に文句を言う前に、まずは投票に行くべきだと思います。
新型コロナ対策に対する不満は、まずは選挙に行って投票してから言うべきで、今回棄権した方々は新型コロナ対策などにもノーコメントという事でしょうか。
 さてさて、この選挙戦の我長野県区では、私も懸命に支持した小松ゆたか候補は懸命に支持を訴えましたが、なにせ我長野県は「羽田王国」という土地柄。
しかも、今回はその羽田雄一郎氏の新型コロナによる死亡により補欠選になってしまったという事情から、立憲民主党などは「弔い選挙」とし、何としても議席を死守すると次男を擁立しての選挙戦でした。
一方の自民党の小松さんは、医師として現場を見ながら感じた事を政治の場で生かしたいと政治家を目指したそうです。
したがって今回も新型コロナ対策を「私に任せて下さい」とばかりに訴えたけど残念ながら羽田王国の前に涙を飲みました。
正直、この選挙も盛り上がりは全くなく、先につぶやいた状況はまったく変えられませんでした。
そして、自民党への批判も結構感じましたね。今回は逆風を意識せずにはいられませんでした。
残念ながらこの結果、我長野県には自民党の参議院議員が居ない状況は続くことになってしまいました。
 他の選挙区で注目は広島でしょうか。北海道は自民党は候補擁立を断念しているから勝てないけど、広島は例の河井案里被告の有罪確定によるやり直し選挙。
本来保守地盤と言われ、自民党が強い選挙区だそうだけど、まさに政治とお金の問題をもろに浴びて自民党は敗北。
次期総裁候補と言われる岸田さんが陣頭指揮で戦ったけど、この敗戦は自身にとっても痛いはず。
でも、前回の選挙でお金をばらまいて当選したなんてことは、自民党支持者でも猛烈に反発するのは当然です。
 昨日の朝のいつもの番組を見ていたら、例によって菅首相や政府の事をボロクソに評じるいつもの顔ぶれの評論家の顔がありました。
毎度の事と思いつつも昨日は「リーダーの責任」を責める、あまりに聞き苦しい意見に腹が立ち「ならばあなたが首相になって指導力を発揮すればいいじゃないか。首相だってしっかり頑張っているけど、どうにもならない事と、国民が出歩くから感染が収まらない」とテレビのスイッチを切りました。
世に言う「評論家」とは、本当に無責任な方々ばかりだと思うもの。人の悪口言ってお金を貰える商売は嫌ですね。
自民党と菅首相には、この選挙戦の反省をしっかりして、もう迫る総選挙では頑張てもらいたいもの。
そのためにはまずは新型コロナ対策です。

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