欧州スーパーリーグの行方
2021-4-21
久しぶりにサッカーの話題など。
欧州のサッカーリーグは終盤戦を迎えているようだけど、気になるニュースはレアルマドリードなど有名、名門クラブが、国を越えてスーパーリーグを発足させようというニュース。
このリーグに参加を予定していたチームは、名門なうえに強豪チームばかりで、逆に言えばこれらのチームが抜けた後のリーグって面白くないんじゃないか?と危惧します。
案の定、これにはUEFAの会長が難色を示し、もしこのリーグが発足すれば、加盟チームに所属する選手の各国代表としての活動を禁止するなどの嫌がらせとも思える声明を発し、これを聞いた各チームはこの新リーグへの参加を取り消す声明を出すチームが続出の様子。
残念ながら伝統ある欧州のサッカーリーグも、いろんな人の“思惑”が絡み、最終的には利権やお偉い方のお考え次第という事でしょうか。
現在のシステムでは、各国リーグの上位チームが欧州チャンピオンを目指して戦う仕組みだから、野球みたいに国内だけの対戦に留まらないところは良いと思うけど、お金持ちの強豪チームにとってはそれでもまだ不足という事なんでしょうか。
しかし、どうやらこのスーパーリーグ計画は、既存の権力やしきたりの前に消滅することになりそうな雰囲気でしょうか。
強豪チームばかりのリーグも見てはみたいけど、それだけじゃつまらないというのか、強豪だけが生き残る仕組みはやはり感心できませんね。
ここはUEFAの会長の言う通りとしておきましょう。