中央アルプス国定公園記念フォーラム&コンサート!
2021-3-29
3月下旬の年度末。毎年恒例なのがお彼岸の頃に大雨が降り、河川が増水する「彼岸水」と呼ばれる大水。
そして年度内に完成する道路や河川、建築物といったインフラや箱モノの竣工式でしょうか。
昨日の日曜日には、隣の伊那市ではかねてより工事がされていた環状線なる新たな道路が開通したり、飯田市ではスマートインターが開通したりとこの時期らしいニュースが紙上を飾っています。
今年の特徴は、早くも桜が開花し、高遠城址公園も公園開きが行われ、桜の季節がやってきました。例年より10日くらい早いのではないでしょうか。
昨日は宮田村も強風と雨降りに見舞われましたが、幸い桜は開花したばかりの所とこれから先始める所が多く、ほとんど散ってしまうという事は無いようで何よりです。
今朝も天候がイマイチですが、これから春爛漫を迎えます。
さて、そんな宮田村では、先週の土曜日には「中央アルプス国定公園指定記念フォーラム、さとう宗幸トーク&コンサートが開催されました。
丁度1年前の3月27日に、我宮田村の西に聳える中央アルプスが全国で57番目の国定公園に指定され、それを祝す記念イベントを予定していましたが新型コロナにより延期されていました。
先週27日はその1年後という事で、村が宮田村のイメージソングを作詞作曲して歌ってくれたさとう宗幸さんを迎えて記念フォーラム&コンサートを開催したものです。
セレモニーでは、この度村が発行した中央アルプスの写真集・感動を撮影した津野さんの挨拶や、宮田村に立地する県内唯一のウィスキー製造場・本坊酒造のウィスキー新製品、アサギマダラの里2020の発売宣言もなされ、自然の美しさを実感しながら国定公園指定を祝いました。
そしてさとう宗幸さんにコンサートが始まりました。
オープニングはあいさつ代わりの宮田村イメージソング「こころをこめていつまでも」から。
この曲は、今から30年も前に宮田村がイメージソングとしてさとう宗幸さんに作ってもらい、村のイベントや夏祭りでは踊りにも使われた曲。
今でもお昼のチャイムにはこの曲が流れる、もはや村民皆が知っている曲であります。
とはいえ、あれから30年。さとうさんも若干年齢を重ねられ、歌詞が見えなくて間違ってしまい、もう一度歌い直す場面もあり、時の流れを感じたりもしました。
その他、大ヒット曲・「青葉城恋歌」や震災復興を願う「花は咲く」などを歌ってくれて、あっという間の1時間でした。
会場の村民会館を半数ずつに分けて入場させるなど、感染対策を取ってのイベントでしたが、久しぶりに多くの方が参加するイベントに参加し感慨深いものもありました。
宮田村の誇りである西駒ケ岳と中央アルプス国定公園を、多くの方々と共に守り、観光名所として育てていきたいものです。