外国人客のいない五輪
2021-3-23
緊急事態宣言が解除された東京は、現在桜が満開だそうで、多くの方が桜を見たりこの2か月半ストレス解消に出かける方も多いとか。
しかし、第4波が来ないように、リバウンドが来ないようにくれぐれも注意してもらいたいものです。
一方、今朝の宮田村はかなりの冷え込みで、桜の開花もまだもう少し先に伸びそうな気温ですが、県の南のほうから少しずつ開花の話題が伝わり始めました。
そんなもうすぐ春爛漫の日本ですが、東京五輪とパラリンピックに外国人の観客の入国断念という処置が発表され、波紋を呼んでいます。
緊急事態宣言が解除になり、どう見てもまた感染者が増える事が予想される中、変異株の発見も各地に広がり、これに更に外国人がどんどん入国してくれば感染拡大は必至。
場合によっては日本国内が感染拡大で制御できなくなる恐れもあるから、残念ながら海外への出入国は控えたいところ。
それは東京五輪・パラリンピックの観衆も同様で、選手はともかく、観客受け入れまでは出来ないのが現実でしょう。
ボランティアの方も同様で、当初予定していた方々の5分の1程度に減らしての運営を余儀なくされるとか。
これを受けてマスコミなどの反応は「開催する意味が薄れる」とか、外国人との交流が出来ないなど、本来の五輪の意味を問う論調が多発。
しかし、現実問題、今の様子で外国人が大勢入国するリスクは高すぎます。
報道では、この決定により経済損失は2千億円を超えるとされ、飲食店や宿泊施設の打撃は大きいとか。
特に都内のホテルは外国人を迎えるためのスタッフや、施設の改築を行って万全の態勢で開催を待つところも多く、その落胆ぶりは大変だそうだ。
田舎人の私などは、これにて逆に我々にも五輪を生で観戦するチャンスが出てきたとの単純な思いを浮かべるけど、世の中それほど甘くない様子です。
でも、昨年開催の予定の時には、チケット購入を試みたけど全て外れ。知り合いでも当たって購入できたという人は少なく、ホテルとセットで何十万円も支払ったという話に「高い」と思う反面、羨ましさも感じたもの。
それに比較すると、外国人客の入国禁止で日本の観客にはチャンスが広がると単純に思うもの。
さてさて、本当にチケットが手に入るのか?。何より、我々長野県民が東京に行けるようになるのか?。まずはそこからでしょう。
都会の方々は以外に気楽に我県にお出でになるそうですが、こちらから行く事は非常に慎重になり、家族や親戚すらご遠慮願っている首都圏との行き来。
圏内感染者の経路を見ると、ほとんどが県外へ行った実態を聞くと、どうしても首都圏へ行く事に気が引けてしまう昨今。
話がややこしくなってきたけど、それだけこの夏の東京五輪はリスクの中での開催です。
でも、やらないとういう策は無いと考えてます。いや、是非開催して惜しいものです。