男子ペースメーカー

2021-2-1

 今日から2月。もうすぐ暦の上では春がやってきます。
今年は明日2月2日が節分で、3日が立春だそうで、2日が節分とされるのは124年ぶりの事だそうです。
旧暦でいう大晦日が節分で、立春が1年の始まりだそうですから暦や歴史を考えると感慨深いものがあります。が、これ以上触れると無知がバレますのでこれくらいにします。
 そして2月1日と言えばプロ野球のキャンプイン。今年もここからプロ野球の動向が気になり、選手は今年の活躍を願って練習に励むことになります。
今年は各キャンプ地とも無観客で行われるとの事で、例年この季節のキャンプを見学に来る観光客をあてにしている食堂やお土産屋さんもある事を、今更知らされました。
宮崎や沖縄といった温かく、毎年プロ野球やサッカーチームがキャンプしてくれる県にとっては2月は「かき入れ時」なんだそうな。
今年は残念ながら全国各地の観光地が壊滅的な状況で、特に新型コロナ感染者がまだまだ大勢出てしまっている所は、観光やキャンプどころじゃないというところもあるようです。
 我が県でも、白馬村が現在感染者数が多く、スキー場のゲレンデはガラガラとか。近年はスキー人口が減り、それでなくてもスキー客が減少しているのに、今年はそんなどころの比じゃないそうです。
プロ野球のロッテがキャンプを張る石垣島も大変でしょう。感染拡大で医療機関が大変で自衛隊が派遣された宮古島同様に、離島でのキャンプは感染防止が更に求められます。
 さて、そんなキャンプの様子は徐々に取り上げるとして、昨日の大坂国際女子マラソンの話題を少し。
昨日行われた大阪国際女子マラソン。
例年国際大会として五輪候補の有力選手が揃い、激しいレースが行われる冬の女子マラソンの代表的大会です。
今年は例年と違い、東京五輪が延期になっているから、東京五輪の前の調整試合と無観客という変わった趣旨の大会になりました。
東京五輪出場の前田と一山の2選手が、日本記録に挑むレースとして注目でしたので、日曜日の午後というのに冬の季節らしく、特に何をする訳でもなくマラソンを「見ながら」過ごしました。
注目は、例年と違い大阪の長居公園の1周2.8キロの周回コースを15周走ることと、ペースメーカーに男子マラソンの川内優輝選手などを配し、日本記録ペースで走るという前評判だったので興味深く見ました。
最初に見た場面では既に前田、一山の2選手を3人のペースメーカーが先導している場面。後続選手が見当たらないから「あれ?、二人だけのレースなの?」と思ったほど。
次に見たら前田選手が遅れ、一山選手を川内と岩田選手の両ペースメーカーが引っ張る場面に変わっていました。
周回遅れの選手もどんどん現れ、大勢の選手が参加している事は再認識も、やはり日本記録を狙うペースの速さを実感しました。
結局、一山選手も日本記録には2分弱遅れてゴール。しかし、野口みずきさんが持つ大会記録を18年ぶりに更新し(日本記録も野口さん)、前田選手も粘って自己記録は更新したそうです。
なかなか絶好調で大会に臨むことは難しいんだろうけど、現在の力が分かったのは良かったと思われます。
今回のレースの注目は、やはりペースメーカー。川内、岩田の両選手は最後まで一山選手の前で激を飛ばしたりして先導し、前田選手にも一人のペースメーカーがついてやはり先導していました。
その計算された素晴らしいペースに解説の元女子ランナー達が絶賛していたのは印象的。
ゴルフのキャディーじゃないけど、ペースメーカーが最後までついてくれる「至れり尽くせり」のレースは、そうはいうけど普通のレースよりは走りやすいんだろう。
今回は強化のために、高速ペースを体感させることが目的だったようだけど、それは貴重な経験だと思われますから今後の代表二人の成長に期待したいですね。
 それにしても解説の増田明美さん、相変わらずイイね。レースの解説は定評だけど、最後に「汗臭かったと思いますが、貴重な経験です」と男子ペースメーカーの有難みを訴えたのには思わず「爆」。
今後もこういうペースメーカーが居たらいいよね。我ゴルフもペースメーカー(のような指導者)付けてくれないかな。(笑)

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