選抜甲子園出場校
2021-1-30
昨日夕方発表された選抜高校野球の出場校。
我長野県から6年ぶりに上田西が選ばれ、長野県勢の悲願の春の選抜に県内校の出場が叶う事になりました。
先ずは、昨年は新型コロナの影響で結局中止になってしまった春夏の甲子園大会。
特に春は出場校が決まっていながらギリギリのところで中止が決まり、出場校の選手は大変悔しい思いをしたことかと。
そんな選手たちの思いを叶えるべく、代替試合を甲子園で行なったけど1試合ずつの限定試合。
それでも甲子園の土を踏めただけは良かったとするけど、夏の大会は各地区予選を結果的には行った県が多いのに本大会は開催されずに終わったから、今年はまずは選抜甲子園大会は是非とも開催して欲しいと願うものです。
観客が入れるのかどうかはともかく、大会を行って欲しいという思いは選手や関係者でなくても強いと思います。
特に、この大会の動向が、夏の東京五輪の運営にも影響すると考えられ、更にはその他のスポーツへの影響もあると思うので、ここは知恵の絞りどころでしょうか。
さて、その注目の出場校。
我長野県の事情からすれば、以前は北信越では長野県の高校がリードし、北信越代表の座を勝ち取ることが多く、2校選出なんてこともあったけど、近年は北陸各県の高校の強さが目立ち、我長野県の高校が選抜に出場する機会がなかなか来なくなってしまいました。
昨年秋の大会で、上田西が準決勝であの星稜高に勝利した事で甲子園がぐっと近くなった、いや、事実上出場を決めたと言っても良いと思います。
全国各地から選ばれた学校を見ると、まずは注目の21世紀枠では前評判の高かった同じく北信越大会で活躍し話題になった連合チーム、富山北部・水橋が選ばれなかったのは残念。
強豪揃いの近畿勢は、智弁学園や大阪桐蔭といった常連校が今年も選ばれる中、イチローがコーチを務めて話題になった智辯和歌山の名前がないのはちと寂しいかな。
東海大相模をはじめ、東海大の姉妹校が3校も選ばれた関東地区も話題だけど、全国の強豪校がやっぱり選ばれる実力社会。
偶に出てくる初出場チームに期待だけど、今回は東北宮城の柴田高が面白そう。
絶大なるエースが居て、秋の大会を勝ちぬいたそうだけど、球数制限で決勝戦は少ししか投げられなかったなど、秋の大会は地区によって様々な事情もあったとか。
いずれにしても「春はセンバツから」というから、選抜甲子園が始まらないと春が来ないみたいなイメージになるから、何とか大会を開催して欲しいもの。
そしてそれが、東京五輪をはじめ、今年のスポーツの行方を左右するかもしれないなんて大げさに考えている今日この頃です。