今朝は朝方降った雪がうっすらと広がり、道路が滑りやすくなっている宮田村です。
もうすぐ１月も終了。今が一番寒い季節です。雪や凍結、そして健康には十分注意して過ごしたいものです。
　昨日はあまりに怒りを覚えてつい蓮舫劇場を取り上げてしまいました。国益にならない話題に付き合わせて申し訳ありません。
おかげで一日遅れになってしまいましたが、今日は一昨日発表されたサラリーマン川柳の話題を。
　毎年恒例になってきたこの手の作品等。今年の流行語や漢字と並んで興味を持ち、楽しませていただいているサラリーマン川柳。
世の中の方々の表現力と、日頃の生活の悲哀がジーンとしみてくる川柳に思わず微笑んだり。
昨年の作品は、一昨年日本中が興奮し見守ったラグビーＷ杯の日本の活躍から、ラグビー用語が用いられた作品が多かったそうで、そういえば国中が興奮したあの一昨年が懐かしい。
大会途中で台風被害に遭い、外国人選手たちがボランティアで土砂片付けをしてくれたシーンなんてのも懐かしく、別の意味で感動したものです。
　今年は残念ながらというのか、もちろんと言うべきか、新型コロナ禍であえぐサラリーマンの生活や、リモートによる自宅での仕事ぶりなどを謳ったものが多く、それはそれで悲哀と感動、そして感心させられます。
夏井いつきさんの番組じゃないから、一句ずつ読み上げる事は出来ないけど、選ばれた１００選の中で気に入ったのは・・・。
『テレワーク いつもと違う 父を知る』『十万円 見る事もなく 妻のもの』『ハンコ不要 出社も不要 次はオレ？』『会社へは 来るなと上司 行けと妻』『出勤が 運動だったと 気付く腹』等の家庭でのご自分と妻の立場の「現実」を妙に上手に表現したり、出社しないための出来事を謳ったものが好きですね。
また、『マスクさえ 妻と娘と 別洗い』『マスクだと 良く言われます イケメンネ。』『マスクでは 防ぎきれない 妻のグチ』『マスクして 上司の顔色 読み取れず』『アイメイク 仕上げにマスク 時短術』『気付かない 理由はマスクか すっぴんか』といったマスクものも面白い。
更に、『「出社日は 次はいつなの？」 妻の圧』『自粛中 見えた夫の 定年後』『グータッチ 妻は私に ノータッチ』といったシビアな現状を訴えるものや『マイクON 部長の悪口 配信中』『咳き込んで 視線が痛い 電車内』等、職場内外での出来事や立場を表現したものに「気持ちは凄く解ります。」と言いたくなります。
　毎年の世相が見事に表現されるサラリーマン川柳。世の中の事情が良く解り、その年の庶民が何を思い、何に困惑して生活しているのかが分かりやすくて面白いですね。
蓮舫さんの話より、こちらの方が余程有意義だと感じました。