昨日はバイデン・アメリカ新大統領の就任式と、その後の活動開始に注目が集まりました。
トランプ大統領からの引継ぎや、退任直前の連邦議事堂襲撃事件などの異常な事態があり、更には新型コロナ禍での就任式という事で厳戒態勢での就任式は「静かな船出」と表現され、バイデン大統領が過去の大統領とは少し違った船出をした様子が伝えられています。
とはいえ、レディー・ガガの国歌独唱などアメリカらしさも見せ、少ないと言ってもかなり多くの来賓が見守る中での就任式は、新アメリカ大統領誕生にふさわしものと思われます。
　そしてバイデン大統領は早速執務も行ったようです。
パリ協定への復帰、ＷＨＯ離脱取りやめ、メキシコ国境の壁の撤去と、トランプ政権が行った主要政策を尽く覆す大統領令に署名したそうで、早くもトランプ政権との違いを見せつけるスタートに。
　そして何より気になるのは日米同盟。過去の事は勿論、これから先も日米同盟は我が国にとっては基軸。
日本国内には様々な意見もあるけど、敗戦国・日本が、戦後の動向の中で今後も生き抜くためには、そして平和憲法を貫くためには日米同盟はどうしても不可欠だと考えます。
もちろん未だアメリカ頼みにご意見はあろうけど、それが過去の歴史と日本の現状であり、平和という恩賞を与えられているのは歴史がもたらしたものと考えています。
したがって、日本国憲法の元、日米同盟を基軸に今後も外交政策などを行わざるを得ない、というよりアメリカ頼りは仕方がないところと思っている私です。
　当面は中国や北朝鮮といった近隣の極東アジアの国の問題が重要。早速尖閣諸島については日米同盟の範囲内としてくれたそうです。
今後は中朝両国に加え、同盟国の筈が対日批判と国際法違反を繰り返す韓国との関係も、竹島の問題も含めて何かとアメリカに頼むこともあると思う。
　非核は残念ながら我国の現状ではアメリカに沿うしかない現状だけど、これには日本にしか出来ない役割もあるだろうとは思う。
バイデン大統領の政策が日本にとってどんなものになるのか？。誰もが期待と不安を持って見守る事になりますね。