クロフネ死す!

2021-1-19

 1月も後半になり、いよいよ国会も召集されて昨日は菅首相の施政方針演説が行われたそうな。
相変わらず新聞はあまり評価しない記事内容だけど、今は何方が首相でもまずは新型コロナ感染対策を第一に考える、それが政策の真っ先になるのは当然の事。
今回は経済の事をやや取り上げなかったという指摘もあるけど、両立を図ってきた首相にとって、このところの緊急事態宣言に至る拡大状況は想像以上と考えているのではないでしょうか。
何はともあれ感染拡大阻止。それが第一だと思うものです。
ワクチンの話もいよいよ始まりました。河野さんが担当大臣だそうで、これから国民にどのように摂取するのか、副作用は大丈夫なのか?を含めて手腕のみせどころでしょうか。
 さて、いろんな方やいろんな有名人の訃報が多いこの頃。知人や知り合いにも残念ながらご不幸が多く、今年は新年早々から葬儀に臨む機会が多いです。
新型コロナももちろんですが、従来のご病気や事故が原因という方も居ます。
病気は勿論、事故には十分注意したいもの。特に交通事故には注意したいものです。
 それぞれの皆さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
訃報は人間ばかりではありません。
競走馬の中にも、近年は現役時代に活躍し、その子供達にも優秀な競走馬を輩出したディープインパクトやキングカメハメハ(両馬とも2019年没)といった、かつて活躍し、馬券はお世話になれたか微妙なれどとにかく強かった名馬たちがこの世を去ってしまったのも残念。
そして、昨日はクロフネが23年の生涯を閉じ、亡くなられたそうです。
 日本の最近の競馬の繁栄は、サンデーサイレンスとブライアンズタイムを種牡馬として輸入した事により、強い馬、走る馬が数多く誕生した事と言われ、その後もトニービンやフレンチデピュティといった種牡馬の産駒が活躍。
世界中のレースでも活躍することが多くなり、世界の名手たちも日本で騎乗することを求めて来日する等により繫栄してきたと思っています。
クロフネはアメリカ生まれのあし毛の馬で、日本でデビューした当初はあの「黒船」と同様に「黒船来襲」と新聞紙上に乗るほど衝撃的な馬でした。
その特徴は、芝でもダートでも走るところで、初期は芝のレースで活躍し、NHKマイルで芝のG1を制覇。ダービーでは5着に敗戦後、外国産馬の出場枠の問題で天皇賞を除外されて武蔵野ステークスに出走。9馬身差の圧勝でジャパンカップダートへ向かい、ここでも7馬身差の圧勝でダートでもG1制覇を遂げた。
アメリカ生まれのクロフネの日本競馬での活躍は、その子供達にも伝えられ、あし毛の産駒も鹿毛馬もよく走ってくれました。
私は母親のフサイチエアデール(父サンデーサイレンス)という馬が大好きで、そのクロフネとの子のフサイチリシャールという馬が朝日杯(G1)を勝ち、母親が果たせなかったG1制覇を成し遂げたのが嬉しかった。
その後、クロフネとサンデーサイレンスの子との配合馬の活躍が始まり、特にダート路線での活躍馬が多いのは競馬ファンにはご存知の事。
残すは現2歳世代までだそうだけど、その子孫の活躍には今後も期待したい。
あし毛の馬であることも、その後真っ白な子供たちが走るのが好きという人も居る事と想像します。
クロフネ。日本の競馬ファンには強烈な印象の馬で、ディープインパクトやキングカメハメハと並ぶ名馬の訃報はまたまた残念な思いです。マニアックなお話で恐縮です。

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