我長野県は昨日、医療非常事態宣言を発し、医療機関が大変な事態になっていると注意を呼びかけました。
今や日本が誇る医療機関も新型コロナ感染拡大で大変なようです。
　そんな中、政治家や有名人が大人数での会食を行い、マスコミなどから批判を浴び、中には今後の活動への影響を指摘されるほど大きく取り上げられた方も居るそうです。
　まずはサッカーの本田選手。ブラジルで所属チームとのお別れ会を行った様子がＳＮＳにアップされると、２０人弱の選手たちと共に騒いだ様子を批判されたそうだ。
政治の世界では、菅首相が年末に王さんや杉良太郎さん、二階幹事長らと会食したら猛烈な批判を浴びました。
ちなみにこの席は、二階さんに呼び出された首相が断り切れずにやむなく参加し飲食を共にしたとの話もあり、言わば迷惑を被った話という説もあります。
　そして石破さん。年末に娯楽番組に出演し国民からの人気回復に成功したとされるのに、緊急事態宣言が再発令されたその日に、福岡で多人数でフグ料理に舌鼓。
これが「次期総裁選への再出馬を狙う政治家のやる事か！」てな調子で猛烈な批判を浴びて無念の懺悔。
更に我長野県の長野市長。２００人もの大宴会に参加とか。元々企業人である市長は、これに対する避難には全く動じず、むしろこれからもどんどん参加すると豪語しているそうだ。
「飯を食って何が悪い！」は流石にちと強硬すぎるけど、恒例の会での会席などは三密を避け、十分な対策を立てたうえで行えば問題ないという長野市長のご意見に頷きたくなるのは心情。
会場のホテルや飲食店の事を思えば、やはり何とか開催したいと思うのが人情。
確かに医療関係者のご苦労を考えると、これ以上感染者を増やしてはいけないと思う反面、かといって誰かが発した「新型コロナにかからなくても、客が来なくて干上がって死ぬ人だっている」との言葉は重く受け止めたい。
もちろん日常から、会食や友人たちとの飲食の場が多い人にとって自粛はストレスが溜まるもの。したがって我慢できずに・・・と言う事もあるでしょう。
でも、それが次期総裁選に出られなくなるほど悪い事なのか？という事は、私は大いに疑問を感じてしまいます。
影でこそこそする人も余計に出てしまいそうだし、飲食、会食が全てダメというのは如何でしょうか・・・？。