緊急事態宣言とスポーツ選手の感染
2021-1-8
昨晩、菅首相は東京都など首都圏の1都3県い緊急事態宣言を発令し、今日から来月7日までを期間とする飲食店などの営業時間短縮などを中心に厳戒態勢に入る事になりました。
昨日の感染者数は全国で6000人を超え、東京都は前日の人数を大幅に上回る2447人を数え、ついに2000人を超える方の感染が確認されるまさに非常事態となりました。
我長野県も、昨日は79人の感染が確認され過去最高を記録。まさかあり得ないだろうと思っていた100人なんて数字が出てきてもおかしくない状況で、非常に危惧してしまいます。
非常事態宣言が発令されたものの、対象地域が今のところ関東圏に限られていますが、大阪府や愛知県も宣言エリアに加えるべきとの各知事の意向もあり、まだまだこれだけでは済まないと思われます。
一方、国民は「もっと早く手を打てた」という声も大きく、飲食店は店の存続を危ぶんだり、従業員の解雇も余儀なくされている様子。大変な事態です。
でも、ここまでは飲食店や経済の事を考えると、簡単に緊急事態宣言を発することは出来なかった事情もあると思います。
特に飲食店や飲み屋さん、商店やデパートだって大変な影響を受けますから・・・。「もっと早くすればよかった」は、気持ちは解るものの結果論とも。
しかし、こうなると1日も早く感染拡大を減らす方向に進めるしかありません。
専門家は1か月程度でのレベル下げは難しく、拡大を減らすことは簡単ではないと言っているそうですが、様々な方々の事情を考えればこの1か月で何としても沈静化傾向にさせねばなりません。
国会議員の先生方が、会食ルールを作ろうと「4人以下で午後8時まで」と決めようとしていたが、周囲の雰囲気もあり取りやめにしたとか。全面自粛の声もあるそうだけど流石にそれでは・・・と悩む姿も見えます。
そこは我々とて同じですが、とりあえず大人数の会食は自粛ですね。
今度はどのような状況になれば解除されるのか?という質問が早くも出ましたが、それは今は何とも言えないでしょう。
さて、本日の本題は、スポーツ界における新型コロナの影響です。
大相撲の白鵬が感染し、相撲界は大変な事になっています。
バトミントンの桃田選手の感染は、う~ん、彼は悲劇の選手だけど、感染経路は気になるところです。
そして、高校生のスポーツに大きな影響が出ているのがこの春の全国大会。
サッカーとバレーボールは目下全国大会の最中ですが、選手の中に感染者が出てしまい、棄権する学校が多いのはいかにも残念です。
この他にも、自分たちも含めて新型コロナはもうすぐ近くに迫っているという自覚は必要でしょう。
そういえば、我が家の次男。ある高校のあるスポーツの監督とか。今月新人戦の県大会があるそうだけど「全国大会出場校との対戦を控えているけど、(新型コロナが)心配だ」と言っていたのを思い出し、彼の心労がよく解りました。
スポーツ界の苦労も解りますが、更にその上に、東京五輪が迫っています。これまた大いに心配です。