師走の天体ショー
2020-12-22
今朝も昨日に引き続き非常に寒い朝を迎えた宮田村です。
今年は新型コロナ感染拡大でほとんどいい話題が無かった1年ですが、その中では先日りゅうぐうから帰還したはやぶさ2とカプセルの話題が嬉しい話題。
カプセルの中には期待以上の「砂」と思われる物質が入っているとの事で、今後の研究に期待を抱かせると共に、日本の技術の高さを誇りに感じるものです。
同時に、宇宙の神秘に不思議な感覚を感じたりもします。
昨日は木星と土星が大接近するというニュースに勇み、夕方、最近偶に行う散歩がてら南西の空を見ながら歩いてみると、見えました。明るい木星と、肉眼ではほとんど一緒に見えてしまう土星の輝きが。
昔なら夜空の星を見る事が大好きで、視力も今よりすごく良かったから、こんな星空を見上げて木星と土星の大接近を見ることは容易だったはずだけど、今では視力が衰え、おまけに乱視も加わりぼやけて二つの星が一つに見えてしまうほどの体たらく。
それでも目を凝らすと、しっかり輝く2つの星が並んでいるのが見えました。
この木星と土星の大接近。もちろん地球から見て近くに見えるけど、実際に二つの惑星は近づくけどこんなに近くに接近している訳ではないそうだけど、こうして見られるのは60年に1度とか。
しかも、前回こんなに接近したのは1623年というから、日本は江戸時代。
世界にはガリレオという有名な学者が居たそうだけどその時は太陽に近くて見えなかっただろうとの話。
1623年といえば、徳川家光が江戸幕府3代将軍になった年で、その1か月前という記事を見て感慨深い。
歴史の好きな方と宇宙科学が好きな人がどちらもワクワクしそうな話であります。
寒い晩だったけど、こうし空を見ながら歩くのも良しです。もちろん足元に注意しながらですけど。
天体ショーとはいい響きです。