批判は誰でも出来るもの。
2020-12-10
日本の少子高齢化は深刻で、特に社会保障費などが不足することが予想される中、国が75歳以上の医療費負担を1割から2割へ引き上げる制度改革が行われるそうだ。
いわゆる団塊の世代の方々が後期高齢者層になるため、その医療費負担額が大幅に増えるという事がその原因だろう。
その対象になる方々の所得基準を170万円とする自民党案と、240万円とする公明党案が昨日の両党党首の話し合いで200万円とされる見通しに決まったようで、これを「折衷案」と報じるマスコミ。
まあ、世の中こういう数字の駆け引きは折衷案が多いというのが私の印象なので、そこは別に悪い事ではないと思う。
それにしても、この対応を「選挙意識」との見出しが目立つけど、選挙を意識することも確かだろうけど、どこで線引きするのかという話なので、根本的に医療費窓口負担を2割に上げようというところには意見は一致している訳で。
昨日はこの他にもミサイル防衛システム、イージス・アショアの代替案として、長射程化ミサイルの開発もニュースになっています。
日本の国民を守るために、少々批判があってもやらねばならない事はあり、それが国民の為なら仕方がない。
片やそれを批判、反対ばかりする野党が居るとすれば、それは無責任だと言いたい。
少子高齢化により日本はこれからいろんな面で苦しくなる。医療費とて、残念ながら高齢者にも今までより少し負担してもらわねばならず、私どもの年代もすぐそこに迫っています。
ミサイルは、隣に危険な国があったり、我が国領土に平然と入り込み、我物みたいな顔をしている国があり、このままでは乗っ取られそうな雰囲気の中では、無くても済むことを願うものの、残念ながら装備としては仕方のない防衛手段。
そんな、誰だって望まない事でも、やらねば国や国民を守れないのなら言い出さねばならぬのが政府の役目。
反対や批判をするだけなら誰でも出来る。そこら辺を間違わないように考えて欲しいと思うものです。
でも、それにしても夜の巷の現状は本当に深刻なようです。早く何とかしたいですね。