はやぶさ2カプセル帰還の快挙!
2020-12-7
今日12月7日は大雪だそうです。いよいよ本格的な冬の準備をしなくてはならない季節になりました。
昨日2月の第1日曜日と言えば、昔からラグビーの早明戦と福岡国際マラソンを楽しみにしてきた私ですが、昨日はラグビーをちょっと見しながら松本山雅の試合と、ゴルフの日本シリーズを見るという、何とも贅沢な午後をすごさせて頂きました。
福岡国際マラソンは、残念ながら海外招待選手や東京五輪出場の日本代表選手が走らない事もあり、時間の都合もあって見ることは出来ませんでした。
早明戦は前半終了直前の早稲田のトライシーンだけ見ましたが、思えば昨年はラグビーW杯で日本中が興奮・感動した事を思い出しました。
それに比べて今年の現状は何とも寂しい限りですが、流石に伝統の早明戦は両大学の関係者も含めて熱いですね。
さて、そんな昨日の最大のニュースは、はやぶさ2が7年に及ぶ小惑星・りゅうぐうへの旅から地球に戻り、りゅうぐうの石などを積んだと思われるカプセルを帰還させたという快挙でしょう。
前回のはやぶさ1号機は、途中で故障などもあって、行へも解らない時期があるなどアクシデントの中でも何とか帰還し、りゅうぐうの砂を持ってきましたが後継機のはやぶさ2は、ここまで完璧なミッションをこなしてきたそうで、JAXAの関係者も「10000点」と大喜び。
途中でアクシデントがなかった訳ではないそうだけど、6年もの間監視してきた関係者の喜びはよく解るし、カプセル帰還を見届けていた方が涙していたのは感動的でした。
「2番じゃダメなんですか?」と言った政治家も居たけど、やっぱり世界一の偉業は拍手だし、日本の技術力を結集したこのはやぶさ2のカプセル帰還成功は誇りに思います。
1番だけが良いとは言わないが、順位ではなく、こうして未知の開発に挑むところに素晴らしさがあります。
この機体には、町工場の部品も搭載されているそうで、あの下町ロケットの更に小規模版を実践しているみたいで感動的です。
そして何より、はやぶさ2本体は、地球に接近してカプセルを切り離し、次の目的地に向けて旅立ったそうで、今度は100億キロを11年もかけての旅になるそうだ。
ちょっと地上に帰還して一休みさせてやりたいという心情も働くけど、残念ながら地球の大気圏突入と再打ち上げは大変お金もかかるだろう。
打ち上げから17年もかけて次の惑星に向かい、更に帰還する(?)なら何年この機体は宇宙を飛び続けるのか。
まるで宇宙戦艦ヤマトを実写で見ているような感覚になり、ドラマチックであります。
返す返すも2番を目指していちゃダメなんでしょう。
ここからは、地球に戻ってきた「玉手箱」の中身に興味です。